キャサリン皇太子妃、「アースショット賞」授賞式で故ダイアナ妃のチョーカーを着用 エレガントで気品ある姿に絶賛の声

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2022年12月04日 17:02  Techinsight Japan

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「アースショット賞」授賞式に出席したウィリアム皇太子夫妻(画像は『The Earthshot Prize 2022年12月2日付Instagram「The @PrinceandPrincessofWales arrive alongside presenters」』のスクリーンショット)
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、米ボストンで開催した「アースショット賞(Earthshot prize)」授賞式に出席した。会場に到着したキャサリン皇太子妃は、故ダイアナ妃が愛用したチョーカーをつけた華やかな装いで登場した。そんな皇太子妃の姿には、王室ファンから「エレガントで気品がある!」と絶賛の声で溢れ返った。

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現地時間2日、米マサチューセッツ州ボストンのフェンウェイ・パークにある「MGMミュージックホール」で第2回「アースショット賞」授賞式が開催された。

2020年にウィリアム王子(当時)がローンチした同賞は、世界の環境問題を解決するための革新的な提案をする5団体や人々に賞金を授与するプロジェクトだ。

第1回授賞式は昨年に英ロンドンで開催されたが、今回は「ジョン・F・ケネディ・図書館財団」とのパートナーシップによりケネディ元大統領の出身地であるボストンが舞台となった。

当日の夕刻には、授賞式会場にウィリアム皇太子夫妻が到着した。キャサリン皇太子妃は鮮やかなグリーンのロングドレスを纏い、首には故ダイアナ妃が愛用したエメラルドとダイヤモンドのチョーカーが輝いていた。

このチョーカーはもともと、1911年に国王ジョージ5世とメアリー王妃がインド皇帝としてデリーで戴冠式を行った際に、贈呈されたものだった。

当時、現地の委員会「インドの女性達(Ladies of India)」を代表し、パティアラのマハラジャの妻がメアリー王妃に贈ったものであることから、「レディース・オブ・インディア・ネックレス」と呼ばれていた。

オリジナルはもう少しゆとりのある長さで、メアリー王妃は首の付け根辺りにネックレスとしてつけていた。しかし王妃は10年後の1921年に英宝飾店「ガラード(Garrard)」に依頼し、アールデコ・スタイルのチョーカーに作り直した。

メアリー王妃が1953年に崩御後には孫のエリザベス女王に引き継がれた。しかし女王が公の場でこのチョーカーをつけることはなく、チャールズ皇太子(当時)の妻だったダイアナ妃に貸し出したのである。

生前のダイアナ妃はこのチョーカーを何度も着用しており、1985年にオーストラリアに公式訪問した際はヘッドバンドとして額につけたことで大きな注目を浴びたことがある。

米伝記作家のキティ・ケリー氏によると、ダイアナ妃は当時、チョーカーを頭につけようとしたところ額に引っかかってしまったという。しかしその姿が気に入ったため、そのまま公の場に出たそうだ。

ダイアナ妃は、1989年にロンドンの市長官邸で開催した豪ロバート・ホーク首相を歓迎する晩餐会に出席した際には、伝統的なチョーカーとして装っていた。この時はチャールズ皇太子(当時)とのロイヤルウェディングで装った「スペンサーティアラ」と、妃の1983年の誕生日に皇太子から贈られた「エメラルド・ドロップイヤリング」を合わせていた。


ダイアナ妃が愛したチョーカーをつけたキャサリン皇太子妃の姿に、SNSでは「エレガントで気品がある。王妃になる準備ができている」「ダイアナはヘッドバンドとして装ったが、どちらもゴージャス」「驚くほどに素晴らしいネックレスだわ」「気絶するほど美しい!」と絶賛するコメントで溢れていた。



画像は『The Earthshot Prize 2022年12月2日付Instagram「The @PrinceandPrincessofWales arrive alongside presenters」』『The Royal Family Channel 2022年12月3日付Twitter「Prince William and Kate have concluded their visit to Boston by attending the The Earthshot Prize awards ceremony.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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