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人間の質問に答える話題のチャットAI「ChatGPT」に、地域によって呼び名が変わる“例の和菓子”を示したところ新たな呼び方が生まれてしまい、Twitterで反響を呼んでいます。その名も「アンコリーノ」。またクセの強いのが現れたな……。
Twitterユーザーのbironistさんが、例の和菓子の作り方の説明をして、AIに「名前を教えてください」と質問したところ、寸分の迷いもなく「アンコリーノです」とだけ返ってきました。
小麦粉・砂糖・卵を水で溶いた生地にあんこなどを入れて、丸い金属の型で焼き上げた和菓子――地域や人によって「今川焼き」「大判焼き」「回転焼き」「二重焼き」「おやき」「あじまん」「御座候」「蜂楽饅頭」などと呼ばれ、最近は主にネット上で「パンセポンセ」「ベイクドモチョチョ」といった名称もみられるようになってきたところに、突然の新勢力「アンコリーノ」です。
なお、質問したbironistさんがすぐにGoogleで検索したところ、なんとヒット件数は0件だったそうで、AIが恐らくオリジナルワードを生成したようです。マジか……。ちなみに編集部でも試してみたところ、全く別の結果となりました。
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ネットでは「歴史が変わる瞬間を見させて頂きました」「(これから)アンコリーノと呼びます」「これに統一しよう」「これで世界が平和になるな」といった声から、「更なる火種が加わる」「混沌とする戦場に、また新たな参入者が…」と争いの激化を予想する声までさまざま。なかには「中身がクリームの場合は…!?」と餡が違う場合の名称が気になる人の声もみられ、「クリーミーノ」や「ノンアンコリーノ」なるワードも登場しています。どんどん増えていくカオス。
投稿主のbironistさんは、ソーシャルVRサービス「VRChat」のゲームワールド「ネーマブル 名目必称義務令」を開発・公開中。お題に応じて新たなモノの名前を考えて出題し合う“名付け言葉遊びゲーム”で、なかには「小麦粉の生地であんこを包んで焼いたお菓子」というお題もあり、今後“アンコリーノ”が活躍しそうです。同ゲーム含むさまざまなブラウザゲーム・ツール等の作品は、bironistさんのTwitterやブログで公開されています。
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