シガーニー・ウィーバー&ケイト・ウィンスレット=『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開) ロンドンプレミア会場にて 全世界歴代興行収入第1位の映画『アバター』(2009年)の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の全世界同時公開(12月16日)に先駆け、ワールドプレミアイベントが、英ロンドンの現地時間で7日に開催された。本作で14歳の少女・キリを演じることが話題となっているシガーニー・ウィーバー(73)や、『タイタニック』以来約25年ぶりにキャメロン作品へ出演するケイト・ウィンスレットも来場し、映画のお披露目を祝った。
【動画】『アバター』13年ぶり新作「自分のキャラクターを一言で言うと?」 ロンドンでのプレミアイベントには、ハリウッドを代表する映画監督ジェームズ・キャメロン、長年彼の右腕を務めるプロデューサーのジョン・ランドーら製作陣をはじめ、前作の『アバター』より引き続き出演するジェイク・サリー役のサム・ワーシントン、ジェイクを支える妻・ネイティリ役のゾーイ・サルダナ、物語の鍵を握る少女・キリ役のシガーニー・ウィーバー、“海の部族”を率いる女性・ロナル役のケイト・ウィンスレット、再びジェイクらの前に立ちはだかるクオリッチ役のスティーヴン・ラングなどのキャスト陣が集結。
2009年公開の前作『アバター』で、神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイクは、ナヴィの女性ネイティリと家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、再び迫る人類の侵略に神聖なる“パンドラの森”を追われてしまい、“海の部族”に助けを求めることになる。
ジェイクとネイティリとともに暮らすキリを演じたシガーニーは「とてもエキサイティングだったけれど、チャレンジでもあった。14歳の子を演じるためにたくさんの準備を行ったわ。学校を訪れて、彼らの生の声を聞いたりしたわ。長い時間をかけてついに完成した本作や、キリの姿を世界に届けることができてとてもうれしい」と、完成の喜びとともに、意外な役作り秘話を明かした。
華やかなドレスに身を包んで登場したケイト・ウィンスレットは「彼(ジェームズ・キャメロン)は本当に類まれなフィルムメーカーであり、驚異的な物語を生むストーリーテラーでもあるの。こんな素晴らしい作品のオファーは、とても光栄だったわ」と歓喜。続けて、「撮影では息を止めながら演技をすることが多かったの。難しかったけどやり遂げた時は最高の気分だった。7分15秒も止めれるようになったわ」と、驚異的な記録を告白した。
■そのほかのキャスト陣の声
黒いスーツをクールにキメて登場したジェイク役のサム・ワーシントンは「これらの物語は全てキャメロン監督の想像力から生まれている唯一無二のものなんだ。彼は常に新しいものに挑戦し、俳優たちを奮い立たせてくれる。本作では、さらにパンドラの世界、家族を広げた。いろんな感情を感じ取ってもらえると思う」と、キャメロンが描く物語を絶賛。
先住民ナヴィのような青色の装飾が目立つきらびやかなドレスを見事に着こなしたネイティリ役のゾーイ・サルダナは「キャメロン監督はさまざまな方法を駆使して、私たちを演技に没頭させてくれる。彼と作品を作るたびに毎度とんでもないエネルギーを傍で感じることができるわ」と、キャメロンの徹底したサポートについて言及した。
前作のラストで致命傷を負い命を落としたはずのクオリッチ役として再び出演するスティーヴン・ラングは「もうすぐ東京に行きます! 日本の友人と会うことになっているので、来日がとても楽しみです。日本の皆さんに本作を体験してもらえることが最高にワクワクします!」と、今週末の来日が待ちきれない様子だった。