京都と契約満了のMF武富孝介、甲府加入が決定「全てを出し切ります」

　京都サンガF.C.との契約が2022シーズンを持って満了となるMF武富孝介が、ヴァンフォーレ甲府へ加入することが決定した。8日、両クラブが発表している。

　現在32歳の武富は柏レイソルのU−18から2009年にトップチームへ昇格した。その後ロアッソ熊本や湘南ベルマーレへの期限付き移籍を経験し、2015年に柏へ復帰。2018年に浦和へ完全移籍で加入し、翌年に湘南へ期限付き移籍した。2019年8月から浦和に復帰すると、2021年から京都でプレーしていた。

　2022シーズンは明治安田生命J1リーグで25試合出場3得点、JリーグYBCルヴァンカップで2試合出場、天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会で1試合出場を記録。先月18日に京都との契約が2022シーズンを持って満了となるとなることが発表されていた。

　加入が決定した武富は甲府のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ヴァンフォーレ甲府に加入することになりました武富孝介です。自分を必要としてくれたこのチームのために全力で勝利に貢献する覚悟を持ってきました。J2リーグ、天皇杯、そしてACL、全ての試合で山梨全体が盛り上がり、喜んでもらえるように自分の持っている全てを出し切ります。どんなときでもチームが一体感を持ち、ポジティブに前へ進んでいけるように努力していきたいと思います。みなさんとスタジアムで会えるのを楽しみにしています！よろしくお願いします！」