K-1の会場で配布されたチラシの記事に、「武尊選手と対談相手のスポンサー社長が延々と同じ発言を繰り返すミスがあった」と、Twitterで話題です。指摘を受けて、K-1の運営は公式サイトで謝罪しました。
チラシは12月3日にエディオンアリーナ大阪で開催された、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜初代バンタム級王座決定トーナメント〜」で配布されたもので、K-1を運営するM-1スポーツメディアとスポンサー契約を結んでいるファーストパートナーズによる資料でした。
その内容は同社の代表取締役を務める中尾剛さんと、武尊選手の対談記事なのですが、制作時にミスがあった様子。武尊選手も中尾さんも、「顧客としっかりと向き合いながら〜」「何か他になろうと思っていた職業はありますか?」ずっと同じ会話をループしているのです。
謝罪文とともにK-1運営が公開した「本来のチラシ」と、配布された誤植のあるチラシを比べて見る限り、どうやらファーストパートナーズの広告スペースの文言や中尾さんの発言の一部が、何らかのミスでそのまま対談部分などあちこちに掲載されていたようです。印刷物の制作過程では、レイアウトの作成時にダミーのテキストを仮に入れることがあるのですが、それがダミーのまま印刷されてしまったような印象を受けます。
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小澤剣人さんが、Twitterで「中身が地獄すぎる」と紹介したところ、チラシの内容は広く拡散。「スポンサー側に掲載内容の最終確認は行わなかったのか」「ダミーのまま入稿されたのだろうか」「コスト優先で、校正なしで印刷に回したのでは」など、疑問の声が上がりました。
ねとらぼ編集部はK-1実行委員会に問い合わせていますが、執筆時点で回答はありません。公式サイトでは、「主催者の管理不足により、関係各位、そしてファンのみなさまにご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今後はより一層の管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります」と述べられています。
画像提供:小澤剣人さん
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