最高峰の悪路走破性を備える『ラングラー・ルビコン』に、よりハードアコアな2ドア版が登場

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2022年12月08日 19:21  AUTOSPORT web

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旗艦『Jeep Wrangler(ジープ・ラングラー)』のうち、最も悪路走破性が高められたハードアコア・グレード"Rubicon(ルビコン)"に、さらに高い機動力を発揮するショートホイールベースの2ドアモデルが限定導入される
 オフローダーの老舗が手掛ける旗艦『Jeep Wrangler(ジープ・ラングラー)』のうち、もっとも悪路走破性が高められたハードアコア・グレード“Rubicon(ルビコン)”に、さらに高い機動力を発揮するショートホイールベースの2ドアモデルが限定導入され、12月7日より発売開始となっている。

 現行JL型でも伝統のラダーフレームを踏襲し、卓越した悪路走破性を誇る『ラングラー』だが、そのファミリーでもひと際高いオフロード性能を誇るルビコンに、取り回し性能に優れた2ドアモデルが追加された。

 そのルビコンは、すでに導入済みの4ドア同様にシビアな状況下で圧倒的なトラクション性能を発揮するロックトラックフルタイム4×4システムや、フロントサスペンションのストローク量を任意に拡大できる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムを装備。泥濘地で高いグリップ力を発揮するマッドテレインタイヤなどを備えた本格派となっている。

 さらに4ドア対比で全長、ホイールベースともに550mm短く、悪路で小回り性能や車体下部が路面に干渉しづらいというメリットもあり、最小回転半径は5.3mと小さく市街地での取り回しにも優れる。

 パワートレインは3.6リッターV型6気筒自然吸気エンジン(最高出力284ps、最大トルク347Nm)に8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、大排気量エンジンと軽量ボディの組み合わせによる力強い走りを披露。微低速でのクロール時には、アイドリング回転数からわずかな領域でも必要なトルクを生む粘り強さも兼ね備える。

 装備は4ドアモデルのルビコンに準じており、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラ、フロントシートヒーター付レザーシート、さらにApple CarPlay/Android Autoに対応したUconnectのオーディオナビゲーションシステムに、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカーなどを標準装備とする。

 またSTOP機能付のアダプティブクルーズコントロールのほか、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリヤバックアップカメラなどの運転支援機能も充実。ボディカラーには限定車専用色となる紫色のレインC/Cが特別に設定(限定102台)され、人気のブラックC/C(同98台)との2色展開で、価格は799万円(税込)となっている。

公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler_rubicon.html
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