年末年始、「大掃除・断捨離」する5割超! 不用品は捨てる?売る? 多いのはどっち?

国内外にリユースショップを展開するブックオフコーポレーションは、12月9日、「年末年始の断捨離・清算したいことに関する調査」の結果を公開した。調査は、2022年11月15日〜11月16日、全国の20代〜50代の男女500名を対象に行った。


今年の年越しはどのように過ごす予定か(過ごしたいか)聞いたところ、7割以上の人が「自宅で過ごす(73.0%)」ことが分かった。「自分の実家へ帰省(9.4%)」する人は約1割に留まる結果となった。「旅行に行く(5.4%)」人もわずかながらいるよう。


さらに、今年の年末年始、具体的に何をする予定か聞いたところ、「大掃除・断捨離(53.2%)」と半数以上の人が回答。「年越しそばを食べる(50.6%)」、「映画・テレビを観る(45.6%)」にも半数前後の票が集まった。


年末年始にすること1位にランクインした「大掃除・断捨離」について深掘りして調査した。まず、大掃除・断捨離の頻度について聞いたところ、「年に2〜3回(27.6%)」が最も多く約3割の人が回答。「年に4回以上(5.6%)」大掃除・断捨離をする人と合わせると、約3人に1人が年に2回以上は大掃除・断捨離をしていることが分かった。年末年始のタイミングで「年に1回(22.6%)」大掃除・断捨離をすると回答したのは約2割だった。



続いて、年末年始に大掃除・断捨離をすると回答した人に、掃除したい場所を調査した。掃除したい場所1位にランクインしたのは「キッチン周り(75.6%)」で7割以上の人が回答。2位は「お風呂場(65.8%)」、3位「トイレ(58.6%)」という結果になった。


不要になったものは捨てるか売るか聞いた結果、「捨てる派(25.8%)」「どちらかというと捨てる派(41.6%)」を合わせた、7割近くの人が捨てる派だと判明。「売る派」と答えた人にどこで売ることが多いか聞いたところ、「リユースショップ(46.6%)」、「フリマアプリ(40.5%)」に4割以上の票が集まった。



リユースショップを選ぶ理由は「準備や手続きが少ない(42.1%)」と4割の人が回答。「複数のものを一気に売れる(34.2%)」、「梱包や発送などの手間がかからない(32.9%)」と3人に1人以上の人が回答し、その点にメリットを感じているよう。



一方、フリマアプリでは「高く売れる(66.7%)」と、6割以上の人が回答。「自分で値段を設定できる(50.0%)」にも半数の人が回答し、価格に重きを置いている人がフリマアプリを選んでいる傾向にあることが分かった。（田中妃音）