節約するならまず見直すべきは「固定費」!生活保護からハーバード大を卒業したパックン直伝の“節約戦略”

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2022年12月10日 08:00  AERA dot.

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パトリック・ハーランさん
 物価が高くなっている昨今、節約の重要性が日に日に高まっています。 “生活保護”の状態から、奨学金や借金でハーバード大学に進学したパトリック・ハーラン(パックン)が「まず節約すべきなのは固定費」と明かす理由とは? いまさら聞けない「お金の基本」までしっかりカバーした、パックン初のお金の本『パックン式 お金の育て方』から一部を抜粋・再編して大公開します。


*  *  *
■節約を効果的に行うには「戦略」が必要だ!


 では、この記事では特別に、僕の節約術のお話をもう少し細かくお話ししましょう。


 まず大前提として、節約をするときに、無理をするのは良くありません。


 たとえば、食費を減らすために食事を抜いて栄養不足になったり、節電のために真夏にエアコンを切って熱中症になったりしたらダメでしょう。


 節約をするときは手当たり次第やるのではなく、戦略が必要です。


 いろいろな支払いの中から、効果的に節約できるものを見つけていくようにしましょう。


 その意味で、僕が最初に目をつけるのが「固定費」です。固定費というのは、あまり金額が変動しない定期的な支出のこと。


 代表的なものとしては家賃、あとは保険料や携帯電話料金、Netflix などのサブスク料金といったものが固定費になります。


 なぜ固定費から節約すべきかというと、一度見直して節約すれば、その効果が長く続くからです。


 たとえば、保険を乗り換えて、月々の料金を1万円下げたら、あとは毎月勝手に1万円ずつ節約できますよね。


 とっても楽ちんです!


 でも、食費を1万円下げるなら、毎日いろいろ考えてかなり工夫しないと、毎月1万円分は節約できません。


 工夫を面白く感じられるならいいですが、料理が苦手な方だと、結構神経を使いますよね。


■手っ取り早く節約をするなら、携帯電話料金がおすすめ!


 固定費の中でも、手っ取り早くて節約効果が大きいのが、携帯電話料金です


 大手キャリアから、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる格安スマホに乗り換えるだけで、毎月数千円の料金を節約できます。


 たしかに、大手キャリアのほうがショップのサポートや通話品質、オプションの充実度など優れた面はいくつかあるでしょう。


 でも「それらのメリットが料金に見合っているのか」は、シビアに考えたほうがいい。もし格安スマホの機能やサービスで十分と感じるのなら、早めに乗り換えて節約しましょう。



 迷うときはとにかく、僕の記事「パックンが疑問に感じている『日本人の奇妙なお金の使い方』 “老後計算機”でわかる無駄な出費」でも紹介した、“老後計算機”を使ってみましょう。


 1年間で毎月5000円の節約をすれば、50年後その差額は(5000×32=)192万円(!)になることを思い出してください。


■節約は「固定費の頻度」で調整出来る!


 あと、固定費がかかる「頻度」を下げることも考えてください。


 たとえば、ネイルサロンや美容室に行く間隔を空けてみましょう。


 散髪の頻度を、毎月ではなくて6週間おきに切ることにしたとしましょう。すると、3カ月で1回分のカット代が浮きますよ。つまり1年間で4回分も浮かせられます。


 そもそも1000円カットに通って節約している人でも、頻度を減らせば、さらにカット代を節約できる。


「1000円カットだったら、たった4000円でしょ?」と思った、そこのあなた!


 たかが4000円と侮るなかれ。


 この4000円だって、50年後のことを考えれば、毎年(4000円×32=)13万円近くの収入になるかもしれません。


 もし超カリスマ美容師にカットをお願いしたいなら、お金を育てて、70 代になってからにしよう! 


 ただし髪が残っていればの話だけどね……。


(構成/増田侑真)


パックン
本名:パトリック・ハーラン。芸人・東京工業大学非常勤講師。
1970年11月14日生まれ。アメリカ・コロラド州出身。93年ハーバード大学比較宗教学部卒業。同年来日。97年、吉田眞とお笑いコンビ「パックンマックン」を結成。NHK「英語でしゃべらナイト」「爆笑オンエアバトル」をはじめ、多くのテレビ番組に出演し、注目を集める。「AbemaPrime」「報道1930」でコメンテーターを務めるなど、報道番組にも多数出演。2012年10月より池上彰氏の推薦で東京工業大学の非常勤講師に就任。コミュニケーションと国際関係についての講義も行っている。二児のパパ。
25年以上の投資歴があり、金融教育の講師として全国各地で講演会も行っている。
最新刊の『お金の育て方』では、「生活保護」状態から「お金持ち」になるまでに身につけた、誰にでもマネできる、お金との付き合い方を詰め込んだ。



【おすすめ記事】ハーバード卒のパックンも絶賛!教室がパニック状態になるアメリカの「超リアルな金融教育」


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  • 私が中古の戸建を現金一括で買って地方移住したのも、(家賃 or 住宅ローン)+管理費・修繕積立金 というのが一切かからなくするためです。
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