チャールズ国王夫妻、英ウェールズでライアン・レイノルズと対面

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2022年12月10日 08:21  Techinsight Japan

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チャールズ国王と「レクサムAFC」共同オーナーのライアン・レイノルズ
チャールズ国王とカミラ王妃が英ウェールズ地方のサッカークラブ「レクサムAFC(Wrexham AFC)」を訪問し、共同オーナーである俳優ライアン・レイノルズとロブ・マクエルニーに対面した。前日にはヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組が配信開始したが、報道陣に番組について質問されると、ライアンとロブは機転の利いた言葉で返していた。

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チャールズ国王とカミラ王妃が現地時間9日、ウェールズ地方にあるレクサムを公式訪問した。レクサムはかつて“町(town)”だったが、エリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」を記念して“市(city)”になることが発表された。国王はこの日、レクサムの市制施行を宣言するために訪れたのである。

国王と王妃が現地に到着すると、沿道では多くの群衆が温かく歓迎した。夫妻は集まった人々に挨拶をして、しばらくの間交流を楽しんだ。

この後、夫妻はレクサムを本拠地とするサッカークラブ「レクサムAFC」のホームスタジアムである競馬場を訪れ、クラブの共同オーナーを務める俳優ライアン・レイノルズとロブ・マクエルニーに対面した。

ウェールズで最も古い歴史を持つ同クラブは、昨年2月にライアンとロブが共同買収した。現在はナショナルリーグでプレーしているが、2人はチームを成長させてイングリッシュ・フットボールリーグに復活させることを目標としている。

国王夫妻がレクサムを訪問する前日の8日には、Netflixによるヘンリー王子とメーガン妃のドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』のパート1が配信開始され、その内容が大きな物議を醸したばかりだ。

しかしチャールズ国王は笑顔を絶やさず、ネイビーブルーのロングコートのポケットに手を入れ、ライアンやロブと談笑していた。


現地メディアによるとこの日、ライアンとロブは国王夫妻に会う前、報道陣からの取材に応じたという。ヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組について質問を受けた2人は「まだ見ていない」と答え、ロブは番組のことを「聞いたこともない」と機転の利いた返事で紛らわせたそうだ。


2人は国王夫妻と対面するにあたって、事前にエチケットのレッスンを受けたとも明かしている。

ライアンは報道陣に対して「僕達は、レクサムの中心に位置する歴史的教会のような競馬場のグラウンドに国王を迎えることに、どうしようもなく興奮している」と述べ、こう続けた。

「ロブと僕は早い段階から、この地域とこのクラブを盛り上げ、向上させるために何でもすると言ってきた。国王の訪問はそのための方法のひとつであることは間違いないだろう。」

グラウンドを訪れたチャールズ国王とカミラ王妃は、ライアンやロブと対話したほか、チームの選手やスタッフなどとも交流した。


この後、国王夫妻は聖ジャイルズ教会での礼拝に出席し、レクサムの市制施行を正式に宣言する短い儀式を行った。これによりレクサムはカーディフ、セント・デイビッズ、セント・アサフ、スウォンジー、バンガー、ニューポートに続く、ウェールズで7番目の都市となった。

画像2〜5枚目は『Ryan Reynolds 2022年12月9日付Instagram「Welcome to Wrexham Season 2」』『The Royal Family 2022年12月9日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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