空港の手荷物検査でリュックに入った犬を発見 飼い主は「ルールを知らなかった」(米)<動画あり>

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2022年12月12日 10:11  Techinsight Japan

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ペットの持ち込みを申告しなければならないはずが…(画像は『TSA_GreatLakes 2022年12月6日付Twitter「A dog was accidentally sent through the X-ray @MSN_Airport this week.」』のスクリーンショット)
アメリカのジョン・F・ケネディ国際空港にて先月、手荷物チェックでスーツケースの中から猫が発見されたが、またしても搭乗者の手荷物から動物が見つかった。先月の猫はいつの間にか紛れ込んでいたが、今回はペットの持ち込みルールを知らなかった搭乗者が申告せず、自身のリュックに入れて持ち込もうとしていた。アメリカ合衆国運輸保安庁(Transportation Security Administration)は、飛行機搭乗前にしっかりとルールを確認するように呼びかけている。『People.com』などが伝えた。

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今月4日、米ウィスコンシン州マディソンにあるデーン・カウンティ・リージョナル空港(Dane County Regional Airport)でX線検査装置を用いて搭乗者の手荷物をチェックしていた際、驚きの荷物が見つかった。手荷物は1つずつトレーに入れられてレーンを流れ、順番にX線検査装置の中に入っていく。ところが1つの黒いリュックが流れてくると、その中に犬が入っていることが分かり、スタッフが慌てて搭乗者を止めることになった。当時の検査画面を捉えた写真には、リュックの中にはっきりと犬の姿が確認できる。

アメリカ合衆国運輸保安庁(Transportation Security Administration、以下TSA)の五大湖エリア管轄の広報担当者であるジェシカ・メイルさん(Jessica Mayle)は「該当の搭乗者は手荷物に関する規約を知らず、バックパック型のキャリーケースに犬を連れていることを担当スタッフに申告していなかったのです」と詳細を明かした。

またジェシカさんは、「搭乗者は愛犬をこっそりと連れて行こうとしたわけではなく、適切な手続きの方法を知らなかっただけです」ともコメントしている。発見された犬はダックスフントとチワワのミックス犬であり、小さなバッグに入れられていたが健康上の問題もなく無事だった。のちにこの搭乗者は適切な手続きを行い、ゲートを通過したそうだ。

今月6日にTSA五大湖エリア管轄のTwitterが今回の件を報告しており、動物と一緒に搭乗する際のルールを確認するように呼びかけた。投稿には「動物を連れて搭乗する場合には、航空会社に申告してその会社のルールに従ってください。手荷物検査所ではペットをキャリーケースから出し、空のキャリーケースも機械で検査する必要があります」と記載されており、正しい手荷物検査の受け方を紹介する動画が添えられていた。

なおこのニュースを見た人からは「ルールを知らなかったなんてあり得る?」「こんなことする人は犬を飼う資格なんかない」「犬が無事でよかった。飼い主は逮捕されてもおかしくないよ」など、飼い主に対して非難の声があがっている。



画像は『TSA_GreatLakes 2022年12月6日付Twitter「A dog was accidentally sent through the X-ray @MSN_Airport this week.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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