リヴァプールに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスに新たな負傷が発覚したようだ。11日、クラブ公式サイトが伝えている。
L・ディアスは今年10月9日に行われたプレミアリーグ第10節アーセナル戦でひざを負傷。検査を受けた結果、手術の必要はないと判断されたものの、復帰はFIFAワールドカップカタール2022終了後の12月末と予想されていた。
W杯終了後のシーズン再開に向けて、アラブ首長国連邦(UAE)でトレーニングキャンプを行っているリヴァプールは、11日にリヨンとの親善試合を実施し、1−3で敗れている。L・ディアスもキャンプに参加していたものの、そこで検査を受けた結果、新たに負傷していることが判明したという。
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「彼は可能な限り最高の場所にはいなかった。これは我々にとっても、彼にとっても大きな失望であることは明らかだ」と同選手の状態について言及した。
「それはトレーニング中の状況ではなかった。正直に言えば、なんでもなかった。彼は次の日にあまり多くを感じていなかったが、我々は慎重になりたかったから、『じゃあ、ちょっと見てみようか』と言ったんだ。その後にニュースが来た。それは顔を殴られたようなものだった。それが現状だ」
現在25歳のL・ディアスは今年1月にポルトからリヴァプールに加入。すぐさま新天地で本領を発揮すると、今シーズンは12試合の出場で4ゴール3アシストを記録していた。W杯終了後の復帰が期待されていたものの、今回の負傷によりさらに戦列を離れることになりそうだ。