スペイン代表が新体制に! デ・ラ・フエンテ新監督「誰にも扉は閉ざしていない」

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2022年12月13日 05:31  サッカーキング

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サッカーキング

2024年までスペイン代表を率いることになったデ・ラ・フエンテス監督
 スペインサッカー連盟(RFEF)は12日、スペイン代表の新指揮官に就任したルイス・デ・ラ・フエンテ監督(61)と2024年までの契約を結んだことを発表。RFEFのルイス・ルビアレス会長は「理事会で満場一致だった」ことを明かし、ユーロ2024以降も同監督が指揮を取り続けることに期待を寄せた。

 ルビアレス会長と共にプレゼンテーションの場に登場したデ・ラ・フエンテ監督は、このチームの目標を問われると、「全てを勝ち取るために努力すること。素晴らしい選手たちが揃っているので、私は楽観的だ」とコメント。同指揮官のコメントをスペインメディア『アス』は次のように伝えた。

 代表チームから遠ざかっているセルヒオ・ラモスらベテラン勢を“戦力として見ているか”との質問に対しては、「代表に相応しい選手には一様にチャンスがある。我々にも考えはあるが、誰にも扉は閉ざしていない」と述べ、今後が注目されるセルヒオ・ブスケツに関しては「まだ多くを与えてくれる存在であり、期待している」と主張。選考基準に関しては、「その時々で良い状態にあること」が大事になると語った。

 また、システム変更の可能性については、「プレーモデルを変えるつもりはない」とした上で、「システムは適応させていく。コンセプトやニュアンスの部分で、改善に努めていくつもりだ。我々はあらゆることに対してオープンな考えを持っている」とコメント。長年培ってきたスタイルを継承しつつ、そのディティールに関しては柔軟な対応を見せていく考えを示した。

 そして、これまでアンダー世代を中心に指揮をとってきた経歴から、トップチームでの経験不足を指摘する声に対しては、「U−19やU−21のスターたちと過ごしてきた。スペインサッカーの今後を知る者がいるとすれば、それは私だ」と反論。才能のある若手が揃っていることを認めつつ、ベテランの重要性にも言及し、「誰にでも扉は開かれていて年齢を見るつもりはない」ことを再度強調した
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