【漫画メシ】悪魔系の高カロリーや肉なしまで……週末に家で食べたいハンバーガーを再現

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2022年12月15日 07:11  リアルサウンド

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  世界的な人気を誇るファストフード、ハンバーガー。日本では戦後連合国軍総司令部(GHQ)占領下だった1948年から50年頃に持ち込まれ、主にアメリカ人向けに販売されていた。


 その後1970年代にマクドナルドハンバーガーやロッテリア、モスバーガーなどの店舗が開店すると、ポピュラーな食べ物になり、高い人気を誇るようになった。


 長い歴史を持つハンバーガーはさまざまなものが登場している。今回はその一部を紹介したい。


漆黒カツバーガー『紺田照の合法レシピ』

 黒田イスケ原作の漫画、『紺田照の合法レシピ』。極道に所属する紺田照が独特の感性を発揮し、料理を作っていく物語である。


 『紺田照の合法レシピ』に登場したハンバーガーが、漆黒カツバーガーだった。最大の特徴は巨大な黒いカツ。塩コショウでした味をつけた豚肉に、黒ごまペーストを混ぜたバッター液に漬け、漆黒のカツを作り、とんかつにする。


 とんかつにはソースをかけ、バターを塗りキャベツを敷いたパンに挟んで完成だ。非常にボリュームのあるハンバーガーで、食べごたえがある。ガッツリ系が好きな人にとっては、たまらない料理であろう。



究極のハンバーガー『美味しんぼ』

 美食倶楽部の料理人ながら、突如ハンバーガーショップを開店することになった宇田が、山岡士郎のアドバイスを受けて作ったハンバーガーだ。


 ポイントはハンバーガーの牛肉とパンのバランスが取れていること。当初宇田は最高の牛肉を炭火で焼き、野菜も無農薬のものを用意し、自信満々だったが、その出来は悪く、海原雄山からダメ出しをされてしまった。


 山岡は宇田を寿司屋につれていく、わざとシャリがまずい寿司などを食べさせてパンの重要性に気づかせる。宇田は間違いに気が付き、パンと具のバランスが取れた究極のハンバーガーにたどり着いた。


 その後、宇田が作った新たなハンバーガーを食べた海原雄山が「見ろ、手が汚れてしまったではないか。二度とこんなものを私の食卓に出すな」と叱責しつつ、宇田が美食倶楽部で漬けたピクルスを贈ったシーンは、『美味しんぼ』の名場面として語り継がれている。


エッグバーガー『本日のバーガー』

 花形怜原作、才谷ウメタロウ作画でハンバーガーにスポットを当てた漫画、『本日のバーガー』。そのなかに登場した一風変わったハンバーガーが「エッグバーガー」だった。


 これは脱サラをしてハンバーガーショップを開店することにした主人公の神宮寺が、サラリーマン時代の女性上司に嫌がらせをされ肉を卸してもらえなくなったことをきっかけに作ったもの。


 肉の代わりとなるのは、セルクルに卵を入れ、輪の形にした目玉焼き。その上にスライスチーズをふって溶かす。これをパンに挟んで、完成する。肉が使えないという逆境の中で作り上げたエッグバーガー。YouTubeでは再現するユーザーも登場している。



三国志ハンバーガー『日曜日の背徳めし』

『日曜日の背徳めし』に登場した凄すぎるハンバーガーが、三国志バーガーだった。
このハンバーガーはフィッシュバーガーの上にてりやきバーガーが乗り、さらにチーズバーガー塔のように連なった超豪華な逸品である。


 なかなか食べるのは苦労しそうだが、人間の夢がつまったハンバーガーといえそうだ。


 パンに肉を挟むという単純な料理でありながら、さまざまな種類や形態を持つハンバーガー。実に奥深い食べ物の1つである。


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