バイエルン、モロッコ代表の守護神ボノに関心か…負傷したノイアーの代役に検討?

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2022年12月15日 20:12  サッカーキング

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カタールW杯ではモロッコ代表の躍進に大きく貢献しているボノ(ヤシヌ・ブヌ)[写真]=Getty Images
 バイエルンがセビージャ所属のモロッコ代表GKボノ(ヤシヌ・ブヌ)に関心を寄せているようだ。14日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが長きに渡って絶対的な守護神として君臨しているバイエルン。しかし、同選手はオフ中に下腿部骨折の大けがを負い、今月9日に手術を実施。今シーズン中の戦線復帰が絶望的となった。この事態を受けバイエルンはモナコに期限付き移籍中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルの呼び戻しを検討。また、それと並行して新たなGK獲得の可能性についても現在議論がなされているようだ。

 すでにクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)やコスタリカ代表GKケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)らの名前が挙がっているが、バイエルンはボノも獲得候補としてリストアップしており、同選手の動向を注視しているという。今回の報道によると、バイエルンのCEO(最高経営責任者)を務めるオリヴァー・カーン氏がボノのプレーを高く評価しており、獲得に強い関心を示しているようだ。

 現在31歳のボノは2019年夏からセビージャに在籍。2020/21シーズン頃から正GKに定着し活躍を続けている。同クラブではここまで公式戦通算120試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)など大舞台でのプレー経験も豊富だ。

 また、2013年にデビューを飾ったモロッコ代表ではここまで公式戦通算51試合に出場。2018年頃から正GKに定着し、絶対的守護神として活躍している。現在開催中のFIFAワールドカップカタール2022でもここまで5試合にフル出場。スペイン代表やポルトガル代表など強豪国を相手に好セーブを連発し、モロッコ代表のアフリカ勢初となるベスト4進出に大きく貢献した。
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