Rソックスが通算196発のホスマーを戦力外…今季途中加入も打率.244、0本塁打

◆ 8年契約の5年目、高年俸の大部分はパドレスが負担

　レッドソックスは16日（日本時間17日）、ロイヤルズとのトレードで獲得したワイアット・ミルズ投手（27）の加入に伴い、メジャー通算196本塁打を誇るエリック・ホスマー内野手（33）をメジャー出場前提の40人枠から外す措置を取った。

　ホスマーは2011年にロイヤルズでメジャーデビュー。正一塁手として2012年以降は6シーズン連続で130試合以上に出場し、打率.297、18本塁打、93打点、OPS.822を記録した2015年は、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

　ゴールドグラブ賞には3度輝き、打率.318、25本塁打、94打点、OPS.882を記録した2017年はシルバースラッガー賞を受賞。同オフにFAとなり、8年総額1億4400万ドル（約197億円）の大型契約でパドレスへ移籍した。しかし、パドレスでは期待された成績を残せず低迷。今季途中にトレードで移ったレッドソックスでは、14試合の出場で打率.244、0本塁打、4打点、OPS.631の成績だった。

　ホスマーは今年が8年契約の5年目で、米メディアによると2025年までの残り3年総額3900万ドル（約53億円）は前所属のパドレスが大部分を負担する。レッドソックスの支払いはメジャー最低保証年俸のみという契約だった。