チャールズ国王(74)、アンネ・フランクの義姉とダンスを楽しむ 「キレのある動き」に驚きの声続出

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2022年12月18日 09:11  Techinsight Japan

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アンネ・フランクの義姉エヴァさん(右)と踊るチャールズ国王(画像は『The Royal Family 2022年12月16日付Instagram「As the Jewish community prepares to celebrate Chanukah」』のスクリーンショット)
チャールズ国王(74)がロンドンのユダヤ人コミュニティセンターを訪問し、ホロコーストの生存者達と交流した。国王はユダヤ教の冬祭り「ハヌカー」を祝うダンスに参加し、アンネ・フランクの義理の姉と一緒に踊るという微笑ましい場面も見られた。その時の動画が公開されると、SNSでは「キレのある動き」「国王がダンスにハマってる!」といった驚きの声が続出した。

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チャールズ国王が現地時間16日、ロンドン北部にあるユダヤ人コミュニティセンター「JW3」を公式訪問した。同センターでは18日から始まるユダヤ教の冬の祭り「ハヌカー」の準備を進めており、この日はホロコーストの生存者達のためのレセプションを開催した。

センターを訪れた国王は、地元の家庭に配るプレゼントを箱詰めする子供達やビスケットを焼く難民、ホロコーストの生存者など地域のためにボランティア活動を行う人々と対面した。

会場では集まった人々がダンスをする時間もあり、これに参加した国王はアンネ・フランクの義理の姉エヴァ・シュロスさん(93)と一緒に踊った。

オーストリアのウィーンに生まれたエヴァさんは第2次世界大戦勃発後、家族でオランダのアムステルダムに逃れた。その時近所に住んでいたのが、彼女と同い年のアンネ・フランクだった。エヴァさんが15歳の時、一家はアウシュヴィッツに強制収容。父と兄は生き残れず、エヴァさんとともに生存した母エルフリーデさんが、アンネの父親オットー・フランクさんと再婚した。

のちにエヴァさんは、アンネが記した『アンネの日記』の続編と言われる手記『エヴァの震える朝 15歳の少女が生き抜いたアウシュヴィッツ』を出版するなど、何十年にもわたり人類の平和を訴え続けてきた。

この日、チャールズ国王はエヴァさんと男性の間に入って手を繋ぎ、音楽に合わせて楽しそうにリズムを取っていた。

その後エヴァさんは現地メディアのインタビューに応じ、国王の印象についてこう語った。

「とても優しい方でした。参加してくれて、本当に楽しんでくれたようです。彼は珍しくスピーチを行いませんでしたが、とてもリラックスしていました。私は彼と一緒に踊るように試みたんですよ。」

そして王室メンバーの人柄について「彼らはとても気さくなんです。予約を取らなくてはいけないような、高いレベルに立っているわけではありません。彼らは人間であり、地域社会や英国人の一員となり、みんなを助けたいと思っているのです」と述べた。

国王が高齢の男女と手を繋いでダンスを楽しむ姿が公開されると、SNSでは「チャールズ国王はキレのある動きをしてる!」「心が温まる。国王陛下はダンサーだ」「オーマイガー! 国王がめっちゃダンスにハマってる。見ていて楽しいよ!」といったコメントが寄せられていた。



画像は『The Royal Family 2022年12月16日付Instagram「As the Jewish community prepares to celebrate Chanukah」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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