ガラタサライ、バルサで出場機会減少のFWデパイ獲得に関心も…年俸14億円がネックに
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2022年12月19日 17:59 サッカーキング
ガラタサライは、バルセロナに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得に関心を示しているようだ。18日、スペイン紙『アス』が報じている。
昨夏にバルセロナに加入すると、公式戦38試合に出場し13得点2アシストを記録したデパイ。しかし今夏、バルセロナが資金捻出の為に売却候補として同選手の名前を挙げると、ユヴェントスが獲得に興味を示した。それでもデパイはバルセロナ残留の意思を固めて、“ブラウグラナ”での2年目のシーズンをスタート。負傷の影響もあり、ここまで公式戦3試合の出場にとどまっていたが、FIFAワールドカップカタール2022では、オランダ代表として5試合に出場しゴールを決めるなど復調の兆しを見せている。
そんなデパイに対して、トルコの“名門”ガラタサライが関心を寄せているようだ。『アス』によると、今夏の移籍市場で大型補強を敢行した同クラブだが、FW陣の去就が騒がしくなってきた模様。プレータイムが限られていることからFWハリス・セフェロヴィッチが今冬の移籍市場でのクラブ退団の意思を示しており、シーズン終了後にはレンタル移籍中のFWマウロ・イカルディがパリ・サンジェルマンへと復帰する可能性が高く、FWバフェティンビ・ゴミスは契約満了を迎えるという。その為、即戦力かつ長期的にも活躍が見込める“攻撃の駒”としてデパイに白羽の矢が立ったようだ。
その一方で、『アス』は「デパイはクラブ退団を強く望んでいるわけではなく、現時点で最も重視している決断でもない」と指摘。バルセロナでの将来を明確にする為に、シャビ監督との面談を待っているという。また「ガラタサライの予算規模ではデパイ獲得の交渉をまとめ切れず、合意に達するのは容易ではない。バルセロナでの年俸は約1000万ユーロ(約14億円)で、これがネックになっている」と併せて報じている。
カタールの地では、テクニカルなプレーで“オレンジ軍団”の攻撃を牽引したデパイ。果たして今冬、同選手はどのような決断を下すのだろうか。
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