中盤補強を画策のバルサ、来夏のカンテ獲得に前進か…1月に事前合意に達する可能性も

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2022年12月20日 17:08  サッカーキング

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バルセロナが関心を寄せるチェルシーのMFカンテ [写真]=Getty Images
 バルセロナがチェルシー所属のフランス代表MFエンゴロ・カンテ獲得に向けた動きを加速させているようだ。19日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングに他クラブ移籍の噂が挙がっており、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの去就も不透明となっているバルセロナは、中盤の補強を希望していると伝えられている。様々な選手の名前が獲得候補として挙がる中、バルセロナは来夏にチェルシーとの現行契約が満了を迎えるカンテにとりわけ強い関心を寄せているようだ。

 報道によると、両者の交渉は概ね順調に進んでおり、早ければ1月にも来夏の移籍を前提とした事前合意に達する可能性があるという。バルセロナ側はスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)など他選手の動向も引き続き注視しており、最終的な決定については未だ不透明なようだ。しかし、『スポルト』は来夏にフリーで獲得できるカンテは、財政難に陥っているバルセロナにとって非常に魅力的な選択肢であると指摘している。

 現在31歳のカンテは2016年夏からチェルシーに在籍している。同クラブの中盤の主軸としてここまで公式戦通算262試合に出場し、13ゴール15アシストを記録。プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)などでのタイトル獲得に大きく貢献した。今シーズンはハムストリングの負傷の影響で公式戦わずか2試合の出場にとどまっており、FIFAワールドカップカタール2022も欠場を余儀なくされた。

 選手の獲得に関して多くの噂が飛び交っているバルセロナ。果たして来夏のカンテ獲得は実現するのだろうか。
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