今夏に超大型補強のフォレスト、1月の移籍市場でも「最低2人の獲得を目指す」

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2022年12月20日 20:02  サッカーキング

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今夏に獲得したアウォニイ(手前)とリンガード(奥) [写真]=Getty Images
 ノッティンガム・フォレストのオーナーを務めるエヴァンゲロス・マリナキス氏が、1月の移籍市場での補強に言及した。20日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。

 24シーズンぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たしたフォレストは、今夏の移籍市場におよそ1億5000万ポンド(約240億円)を投下。新加入選手数「23」はイングランドのトップリーグ記録を塗り替えた。

 昨シーズンから陣容が様変わりしたチームは、15試合を消化した時点で3勝4分8敗。残留圏内の16位ウェストハムや17位エヴァートンとは勝ち点差「1」の自動降格圏18位に位置している。

『テレグラフ』紙の独占インタビューに応じたマリナキス氏は、今夏の移籍市場を振り返って次のようにコメント。大型補強を行った理由を次のように説明した。

「フォレストが最後にトップリーグにいたのは23年前だということを忘れてはいけない。クラブを今より上位にしたいので、休むことはないだろう。リーグと対戦相手のレベルは遥かに上がっているが、我々は将来に対して非常に楽観的である。当面の目標は、残留すること、そしてすべての面で向上することだ」

「昨シーズンの主力選手5人はレンタルで加入していたため、彼らの代わりを探さなければならなかった。プレミアリーグのレベルと並ぶには選手も買わなければならず、あらゆる面で質を高める必要があった。もし、(昨季の)主力選手がレンタルでなければ、まったく別の話になっていただろう。やむを得ないことだった。ただお金を浪費するために選手を買ったのではない。必要な選手たちだったからだ」

 フォレストは1月の移籍市場に向けてもすでに動いており、今月末でパルメイラスと契約満了の元ブラジル代表MFグスタヴォ・スカルパとは3年半契約を結んでいる。マリナキス氏は、「(1月に)少なくとも2選手の獲得を目指す。それは補強部門とコーチングスタッフの計画だが、我々はすでにいる選手たちを信じている。さらに上を目指したいからこそ、私たちは変化を起こしている。私たちは成功への困難な道のりが好きなのだ」と、さらなる補強を示唆した。

『テレグラフ』紙によると、フォレストの補強ポジションはアタッカーとセントラルMFだと見られている。チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤのレンタルに関心を示していたが、同選手は右ひざ前十字じん帯の断裂で今季絶望となった。

 また、セネガル代表MFシェイク・クヤテはFIFAワールドカップカタール2022でハムストリングを負傷し、3カ月の離脱となった。フォレストはボーンマスとの契約が今季限りのコロンビア代表MFジェフェルソン・レルマの獲得に関心を示しているようだが、同クラブと移籍金で合意できるかは未知数だという。
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