ジャイアンツ入団発表目前から一転…大物FAコレアが12年総額415億円でメッツ入りへ

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2022年12月21日 19:20  ベースボールキング

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サンフランシスコから一転、コレアの新天地はニューヨークに
◆ 身体検査で異常見つかり破談

 今オフFA市場の目玉選手の1人だったカルロス・コレア選手(28=ツインズFA)が、ジャイアンツ入団発表目前から一転、メッツと12年総額3億1500万ドル(約415億円)で契約に合意したようだ。21日に現地メディア『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者が伝えている。

 球界屈指の大型遊撃手であるコレアは、今季136試合に出場し、打率.291、22本塁打、64打点、OPS.833をマーク。シーズン終了後に契約破棄の権利を行使し、ツインズからFAとなっていた。

 現地13日(日本時間14日)には、ジャイアンツと13年3億5000万ドル(約473億8000万円)の超大型契約で合意したと伝えられていたが、メディカルチェックで何らかの問題が見つかったため、現地20日に予定されていた入団会見を延期。ジャイアンツとの契約が破談になり、以前から獲得に興味を示していたメッツが合意に達したという。

 これでメッツが支払う来季のチーム総年俸は約3億8000万ドル(約500億円)。いわゆる“ぜいたく税”の基準額を大幅に超え、ペナルティだけで約1億ドルにも上るが、メッツのオーナーであるスティーブ・コーエン氏は「私たちにはもう一つ補強が必要だった。これがその一つだ」とコレア獲得を決断した理由を説明。「今回の補強が私たちを頂点に押し上げる」と来季へ自信を覗かせているという。

 メッツには10年総額3億4100万ドルの超大型契約を結んでいるレギュラー遊撃手、フランシスコ・リンドーア選手が在籍しており、コレアは三塁で起用される見込みとのことだが、まずはメッツでメディカルチェックを通過することができるか…。正式な入団発表の瞬間まで目が離せない。

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