マンCらとの争奪戦制す? チェルシー、ブラジルの新星18歳MF獲得に近づく

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2022年12月22日 16:03  サッカーキング

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アンドレイ・サントスの獲得に近づくチェルシー [写真]=Getty Images
 チェルシーが、ヴァスコ・ダ・ガマに所属するU−20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスの獲得に近づいているようだ。22日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 2004年5月3日生まれで現在18歳のA・サントスは、ヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で、2021年11月にトップチームデビューを果たした。今シーズンは公式戦36試合に出場し、8ゴールを記録。また、U−16から世代別のブラジル代表を経験し、現在はU−20に選出されている。

 A・サントスにはマンチェスター・Cやニューカッスルなども関心を示していたが、チェルシーが争奪戦を制したようだ。報道によると、チェルシーは同選手の獲得でヴァスコ・ダ・ガマと合意に近づいている模様で、個人的な条件に問題はなく、交渉は最終段階であることが伝えられている。

 なお、イギリス紙『デイリーメール』によると、移籍金は1800万ポンド(約29億円)相当になるという。また、A・サントスは来年1月の移籍市場で加入すると見られているが、すぐにトップチームに入るのではなく、来夏まではチェルシーでの生活に順応する時間に充てられると予想されている。

 今夏にロシア人のロマン・アブラモヴィッチ氏からアメリカ人のトッド・ベーリー氏が率いるグループに経営陣が変更されたチェルシー。今夏の移籍市場では大型補強をした一方で、若手の獲得も積極的に行っている。

 これまで、アストン・ヴィラからU−19イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ、インテルからU−19イタリア代表MFチェーザレ・カサディ、シカゴ・ファイアーからアメリカ代表GKガブリエル・スロニナ、アーセナルからU−19イングランド代表MFオマリ・ハッチンソンなど10代の選手を多く獲得している。

 なお、チェルシーはモルデ(ノルウェー1部)に所属するコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナの獲得に近づいていることも報じられているほか、来夏にはライプツィヒからフランス代表FWクリストファー・エンクンクも加入することが決定的になっており、A・サントスは3人目の加入濃厚な選手となっている。
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