去就不透明のJ・フェリックス…シメオネ監督は退団の可能性を否定せず「必要不可欠な存在はいない」
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2022年12月22日 21:07 サッカーキング
アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、同クラブ所属のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの去就について言及した。21日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
先日まで行われていたFIFAワールドカップカタール2022では、4試合に出場し1ゴール2アシストを記録するなど、ポルトガル代表のベスト8進出に大きく貢献したJ・フェリックス。しかし、所属クラブでは今シーズンここまで18試合に出場しているものの、途中出場・途中交代も多く、十分な出場機会を確保することができていない。
クラブとの契約を2026年6月末まで残しているJ・フェリックスだが、シメオネ監督やクラブとの関係悪化も囁かれており、契約満了を待たずしての移籍がかねてから噂されている。また、同クラブのCEO(最高経営責任者)を務めるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏もJ・フェリックスに退団の意志があることを認めており、早ければ来年1月にも同選手がクラブを去る可能性があるようだ。
シメオネ監督は「彼は間違いなく重要なプレーヤーだ。W杯で見られた最高のジョアンをここでも引き出せれば良いと思っている。そして、彼に安心感と喜びを与えられるように願っているよ」とコメントしつつ、注目が集まるJ・フェリックスの去就については次のように言及。同選手の退団の可能性を否定しなかった。
「私はアトレティコ・マドリードのために全力を尽くしたい。クラブが成長するために私の全てを捧げたいと思っているよ。試合に勝つこと、向上し続けること、そして成長し続けることに集中しているんだ。起こり得ることは起こり得ることだ。このチームに必要不可欠な存在などいないんだ。誰もそのような存在ではない。物事はそうあるべきだと思っている」
なお、J・フェリックスに対しては、アーセナルやパリ・サンジェルマン(PSG)といったクラブからの関心が明らかになっている。
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