同プロジェクトは、東急や東急レクリエーション、TSTエンタテイメント、THMの4社合同で実施。新宿歌舞伎町とゆかりのある作家をはじめとする、全26アーティストによる作品を施設全体で展示する。低層付近では「混交、時間、動、街・路上、土、活動的、日常」、高層部では「透明、無時間、静、異次元、空、リラックス、非日常」をテーマに設定。展示に加えて、アートツアーやホテルとの連動企画も予定しており、偶発的な都市文化体験を創出するとともに新たなアート体験価値の提供を目指す。
アート作品のキュレーターには拝戸雅彦を起用し、多様な作家と協働している品川区のアートギャラリー「アノマリー(ANOMALY)」がプロジェクトに参画。現時点では、淺井裕介によるラウンジ壁画をはじめ、篠原有司男がボクシング・ペインティングにより制作した「オーロラの夢」、森山大道による新宿をテーマにした写真作品、Chim↑Pom from Smappa!Groupの「ビルバーガー」、西野達が街灯や家具などを組み合わせてデザインした「新宿」、大巻伸嗣による大型作品、青木野枝が鉄とガラスで制作した作品の展示が決定している。
このほかの作品および作家名は、順次発表する予定だという。