レアル、ベリンガム獲得に前進? 選手本人がマドリード行きを優先か…移籍金は約169億円程度に

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2022年12月23日 14:07  サッカーキング

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レアル・マドリードがMFベリンガム獲得に向けて前進 [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードは、ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムの獲得に向けて前進しているようだ。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2003年6月29日生まれのベリンガムは現在19歳。バーミンガムの下部組織出身で、2019年8月にクラブ史上最年少となる16歳38日でトップチームデビューを果たした。2020年夏からはドルトムントに活躍の場を移すと、不動の中盤の一角としてここまでクラブ公式戦通算112試合に出場。2021年のEUROや今年11月に開催されたFIFAワールドカップカタール2022に臨んだイングランド代表にも選出されている。

 来夏の移籍市場を前に19歳の逸材を巡っては、母国のビッグクラブのマンチェスター・Cやリヴァプールらも関心を寄せていることが度々取り沙汰されてきた。すでに争奪戦の様相を呈しており、レアル・マドリードが同選手獲得を第一候補としつつも、“プランB”を用意していることなども明かされている。そんな中『アス』によると、同選手はレアル・マドリードを好んでいるという。国外でスターになることを目指した同選手は、ドイツの地で成功を収めており、それを変える理由はないと報じている。

 また『アス』は、レアル・マドリードとドルトムントの関係が良好であることが、契約合意を容易にすると指摘。それでもレアル・マドリードの上層部は、カタールW杯での活躍も踏まえて同選手の移籍金について現実的な見方をしており、1億2000万ユーロ(約169億円)規模の取り引きは避けられないと考えていることを併せて伝えている。

 来夏の移籍市場でのべリンガム獲得に向けて一歩リードしたレアル・マドリード。果たしてこのまま、“白い巨人”は同選手獲得に漕ぎ着けることができるのだろうか。
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