竿にかかった獲物と格闘すること1時間半 190キロの巨大ナマズが姿を現す(タイ)

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2022年12月23日 21:11  Techinsight Japan

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体重190キロの巨大なナマズ(画像は『Metro 2022年12月19日付「Brit catches huge 30 stone catfish while on holiday in Thailand」(Picture: BNPS)』のスクリーンショット)
このほどタイの釣り堀で、体重約190キロの巨大なナマズが釣り上げられ話題を呼んでいる。釣り上げたのはスコットランド出身の男性で、岸に引き上げる際には男性4人がかりでの大仕事になった。釣り堀の経営者は「恐らくこの湖沼、そしてタイ国内でも最大でしょう」と見たこともない大きさのナマズに驚いたという。『Metro』などが伝えている。

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タイのラーチャブリー県ムアン・ラーチャブリー郡チェディハックにある釣り堀「Palm Tree Lagoon Fishery」で巨大なナマズを釣り上げたのは、スコットランドのレンフルーシャー出身で石油掘削装置のエンジニアとして働くディーン・マキュアンさん(Dean McEwan、36)だ。

「その日はとても暑くて少しの間浮きから目を離していたのですが、その際にリールから釣り糸が勢いよく出ていったのです」と話すディーンさんは、これまでに何度もナマズを釣った経験があり、アタリを感じて「これはでかいぞ」と大物であることを確信したという。

ディーンさんは「ナマズを釣り上げるには、泳ぐ方向を変えた瞬間などチャンスが訪れた時に引き寄せるようにしてリールの糸を巻き取ることくらいしかできません。本当にスタミナが試されるのです」とナマズ釣りについて明かしており、今回もチャンスを見極めながらナマズと格闘した。そしてナマズがヒットしてから約1時間半が経過した頃、ようやくナマズが水面近くに姿を現した。その姿は予想外に大きくディーンさんだけでは引き上げることができなかったため、近くにいた人の力を借りて最終的に男性4人がかりで網を使って引き上げた。

釣り上げたナマズは、体長7フィート(約2.1メートル)、体重30ストーン(約190キロ)にもなる立派なメコンオオナマズ(Mekong giant catfish)だった。メコンオオナマズはメコン川下流域に生息する淡水魚で、現在は個体数が激減し発見されるのは稀だという。今回のナマズもかなり大きいが、メコンオオナマズは体長3メートル、体重300キロに達することもあるそうだ。ディーンさんは他の人に一緒に支えてもらいながら巨大ナマズと記念写真を撮影した後、再びこのナマズと会えることを祈って湖沼の中に放流した。

同釣り堀を経営するイギリス人のティム・ウェブさん(Tim Webb)と妻のベンチャワンさん(Benchawan)は「この湖沼で一番大きな個体であり、恐らくタイ国内でも最大だと思います。イギリス人が釣り上げた最大のナマズであることも間違いないですね」と今回のナマズの大きさに驚いていた。


なお今年10月にはポルトガル沖合で発見された約3トンの超巨大マンボウの詳細が公表され、ギネス記録を400キロ以上も上回る大きさで注目を集めていた。

画像は『Metro 2022年12月19日付「Brit catches huge 30 stone catfish while on holiday in Thailand」(Picture: BNPS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 何歳ぐらいになるのでしょう? ”釣り堀で”というのがまた凄いですね。
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