レスターのイングランド代表MFジェームズ・マディソンが、FAユースカップで起こった悪質タックルに対し、声をあげた。24日、イギリスメディア『レスター・マーキュリー』が報じている。
事件が起こったのはイギリス時間21日の夜、FAユースカップでのウルヴァーハンプトンU−18チームと、レスターのU−18チームの戦いの最中だった。この試合で、レスターのイングランド人MFウィル・アウベスが、ウルヴスのイングランド人DFケイデン・ボイスに、足裏で思い切り膝を蹴られ、アウベスは負傷退場。前十字靭帯断裂となり、今シーズンは全て負傷欠場となる見込みだ。なお、このプレーでボイスはレッドカードを提示されている。
マディソンはこのプレーに関して、レスターの他選手やブレンダン・ロジャース監督に続いて声をあげた。
「公にコメントするべきか分からなかったが、本当に見る必要があると感じている。このタックルは決して受け入れられない。私は若きウィルに打ちのめされた。明るい未来を持つ輝かしい男は今、この恐ろしいチャレンジから回復しなければならない」
アウベスは、その前日に開催されたカラバオ・カップ4回戦のMKドンズ(3部)戦でも11分間プレー。タッチの細かいドリブルを武器にしており、サポーターからは将来を嘱望されていた。
そんな中で起きてしまった大きすぎる負傷。フィジカル面だけではなく、メンタル面でも大きなサポートを受け、ピッチに復帰する姿を祈るばかりだが…
Just seen the horrific assault (can’t be called a ‘tackle’) on Will Alves.
It’s disgusting. The lad’s now torn his ACL & is out for months/longer.
I’ve watched a bit of him & he’s SO talented & gifted. Get well soon young man 🦊
Picture from @ChappersDave pic.twitter.com/SNUt9rTPBH— Ian Stringer (@StringerSport) December 23, 2022