川崎F、鬼木達監督との契約更新を発表…来季は就任7年目の指揮へ

　川崎フロンターレは26日、鬼木達監督と来季の契約について合意したことを発表した。

　鬼木監督は1974年生まれの現在48歳。市立船橋高校出身で、選手時代はJリーグ創設時より鹿島アントラーズでプレーした。1993年から1997年まで所属し、1998年にはJFL（当時）の川崎Fへ期限付き移籍で加入。1999年は鹿島に復帰してプレーし、2000年に川崎Fへ完全移籍で加入した。川崎Fでは2006年までプレー。現役引退後は同クラブで育成・普及コーチに転身した後、2009年からはトップチームのコーチを務め、2017年から指揮官に就任した。

　1年目のシーズンにJ1初優勝を成し遂げ、クラブに初タイトルをもたらすと、2年目はJ1連覇を達成。3年目は連覇を逃したものの、2019JリーグYBCルヴァンカップ初優勝へと導いた。4年目は再びJ1を制覇し、天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会でもクラブ初優勝を飾ると、昨季は2度目のJ1連覇を果たした。3連覇を目指した今シーズンは20勝6分け8敗の勝ち点「66」で惜しくも2位に終わった。

　契約を更新したことで、2023シーズンは鬼木監督にとって7年目の指揮となる。