「僕にとっては素晴らしい1年」 欧州大会での不振の裏で…テア・シュテーゲン、今年のセーブ率は84%

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2022年12月27日 12:18  サッカーキング

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2022年を振り返ったGKテア・シュテーゲン [写真]=Getty Images
 バルセロナのドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、2022年を振り返った。26日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 1992年4月30日生まれのテア・シュテーゲンは現在30歳。ボルシアMGの下部組織出身で2009年にトップチーム昇格を果たすと、2014年夏にバルセロナに加入した。クラブ在籍9年目となる今シーズンは、ここまでラ・リーガ全14試合に出場し、クリーンシート数は「11」を記録。第14節終了時点で、バルセロナは首位に立っている。その一方でチャンピオンズリーグ(CL)では、バイエルンとインテルの後塵を拝す結果に終わり、2シーズン連続となるグループステージ敗退の憂き目に遭った。

 2022年に行われた公式戦でのセーブ率は84パーセントを残しているテア・シュテーゲンだが、ヨーロッパリーグ(EL)・ベスト8敗退、CL・グループステージ敗退と欧州大会では苦杯をなめた1年間だった。それでも同選手は「僕にとっては素晴らしい1年で、マジョルカ戦でのセーブ(ソン・モイシュでのハウメ・コスタを相手にしたセーブ)から始まった」と告白。続けて「個人的にはとても調子が良く、非常にバランスが取れていると感じている。気分もいいし、幸せだ。チームが困難な状況下に陥った時、僕は手助けをしたい」と“守護神”としてチームを救いたい、と胸中を明かした。

 またテア・シュテーゲンは、FIFAワールドカップカタール2022に臨んだドイツ代表にも言及。残念ながら、本大会では出場機会を得られなかったものの、同選手は「ワールドカップを見た人々にとっては、もしかしたら『ワールドカップでもっとやれたんじゃないか』という思いが残っているのかもしれない」と口にしつつ、「今がいい機会なんだと思う。僕たちはすべての試合に勝ちたいし、1つでも多くのタイトルを獲得するために全力を尽くすつもり。素晴らしいチームだし、キャラクターも魅力的だし、とても強い。きっとうまくいくと信じている」と再スタートするタイミングであることを語っている。

 数々のピンチを防ぎ、バルセロナの“守護神”としての役割を果たしたテア・シュテーゲン。12月31日に行われるラ・リーガ第15節エスパニョール戦が、年内最後の試合となるが、同選手はどのような形で2022年を締めくくるのだろうか。
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