アトレティコ、ベティスFWボルハ・イグレシアスに関心か…カギを握るのはJ・フェリックスの去就

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2022年12月27日 13:19  サッカーキング

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アトレティコ・マドリードがFWボルハ・イグレシアスに関心 [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードは、ベティスに所属するスペイン代表FWボルハ・イグレシアスの獲得に関心を示しているようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 ディエゴ・シメオネ政権12年目となる今季、アトレティコ・マドリードは苦難に陥っている。ラ・リーガ第14節終了時点で5位につけているものの、首位のバルセロナとの勝ち点差は「13」に広がっており、早くも優勝戦線から一歩後退の状態に。極めつけは、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ敗退。戦前の予想では決勝トーナメント進出は堅いと思われていたが、まさかのグループ最下位で大会から姿を消すことになった。

 不振に喘ぎ、もがき苦しむアトレティコ・マドリードは今冬、ストライカーの補強を画策しているようだ。『マルカ』によると、シメオネ監督就任以来最低となる得点平均「1.33」を改善すべく、純粋な“9番タイプ”を希求している模様。そこで名前が挙がったのが、今年9月にスペイン代表デビューを飾り、ここまでラ・リーガ8得点をマークしているFWボルハ・イグレシアスという。すでにクラブ上層部は同選手の代理人に接触していることも併せて報じている。

 その一方で、B・イグレシアスのサインを実現させるには、同クラブのFWジョアン・フェリックスの退団が必要不可欠だと『マルカ』は指摘。J・フェリックスが退団した場合、同選手の獲得交渉は次のステップに移行するようだ。なおJ・フェリックスに関しては、かねてから今冬の移籍市場でクラブ退団の可能性があると取り沙汰されており、先日の報道ではクラブ上層部はレンタル移籍を考慮していることが伝えられていた。

 今冬の移籍市場でFWマテウス・クーニャが退団し、J・フェリックスの去就に揺れるアトレティコ・マドリード。攻撃面のテコ入れを目論む同クラブは果たして、B・イグレシアスの獲得を実現させることができるのだろうか。

 1993年1月17日生まれのB・イグレシアスは現在29歳。“パンダ”の愛称で親しまれている同選手は、セルタのBチームとサラゴサ、そしてエスパニョールを経て、2019年夏にベティスに加入した。昨季のコパ・デル・レイ(国王杯)では5得点を挙げて大会得点王に輝くとともに、ベティスの17年ぶりとなる同大会優勝に大きく貢献している。
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