レアルがラージョDFフラン・ガルシアに関心!? クラブ内部で復帰の機運高まる…契約解除金は約8億円

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2022年12月27日 19:01  サッカーキング

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レアル・マドリードが関心を寄せるDFフラン・ガルシア [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードは、ラージョ・バジェカーノに所属するスペイン人DFフラン・ガルシアの獲得に関心を示しているようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 1999年8月14日生まれのフラン・ガルシアは現在23歳。レアル・マドリードの下部組織出身で、2018年12月にトップチームデビューを果たしたものの、それ以降は出場機会に恵まれなかった。そんな同選手に転機が訪れたのは2020年夏。ラージョ・バジェカーノへとレンタル移籍すると、アンドニ・イラオラ監督からの寵愛を受けて、瞬く間に左サイドバックとして飛躍を遂げた。2021年6月に同クラブに完全移籍で加入。今シーズンはここまで公式戦15試合に出場し2アシストを記録している。

 ラージョ・バジェカーノに欠かせない存在となったフラン・ガルシアに対して、レアル・マドリードが動向を注視していると『マルカ』が明らかにした。今現在は、左サイドバックのファーストチョイスとしてはDFフェルランド・メンディが起用されているものの、控えには本職の左サイドバックがおらず、DFダヴィド・アラバかDFナチョ・フェルナンデスが代役として同ポジションを務めることがある。また、F・メンディとの現行契約は2023年6月末に満了を迎えるが、いまだに去就が不透明であるという。その為、カルロ・アンチェロッティ監督を筆頭にクラブ内部では、来夏の移籍市場での同選手の復帰に向けた機運が高まっているようだ。

 また『マルカ』によると、ラージョ・バジェカーノは同選手の契約解除金を1000万ユーロ(約14億円)に設定しているものの、レアル・マドリードに復帰する場合は500万ユーロ(約8億円)の取り引きになるという。なおラージョは今夏、フラン・ガルシアの契約解除金を引き上げようと試みたが、選手本人と代理人の意向により、交渉はまとまらなかったことも併せて伝えている。

 これまでに、レアル・マドリードへの復帰願望を口にしたこともあったフラン・ガルシア。ラージョ・バジェカーノとイラオラ監督の下で、一躍ラ・リーガ屈指の左サイドバックとなった同選手は来夏、『サンティアゴ・ベルナベウ』のピッチに立っているのだろうか。
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