マスク着用も命綱なし、マンション11階で窓拭きする女性2人に「危険すぎる」の声(中国)<動画あり>

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2022年12月27日 21:11  Techinsight Japan

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マンション11階で窓ふきをする女性2人(画像は『South China Morning Post 2022年12月19日付「‘Ignorant and fearless’: video of women cleaning 11th-floor windows with no safety harnesses shocks Chinese internet」(Photo: SCMP composite/handout)』のスクリーンショット)
中国吉林省松原市で今月11日、墜落制止用器具を付けずにマンション11階の窓掃除を行う女性2人の姿が捉えられた。当時の様子は中国版TikTok「抖音」に投稿されると炎上し、非難の声が殺到した。『South China Morning Post』などが伝えている。

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問題の動画を撮影したのは向かいのビルの住人で、映像ではプロ清掃員と思われる女性2人がマスクとエプロンを付け、背丈ほどある大きな窓を拭いているのが見て取れる。

2人ともハーネスや命綱などの墜落制止用器具は着用せず、1人は屋外の狭い窓枠(レッジ)に立ち、右手で窓を拭き、左手は窓を掴むようにしてバランスを取っている。そしてもう1人は、窓を開けて下枠に立ち、体を半分乗り出すようにして右手で窓を拭いている。

この動画の撮影者は「安全装備なしの2人を見て冷や汗が出た」と述べており、「抖音」には次のようなコメントが寄せられた。

「もし私があの部屋の住人だったら、あのような清掃員に窓拭きを頼むことはないだろう。危険すぎる。」
「あんなリスクを冒すのなら、窓が汚れていても構わない。」
「見ているだけで怖くなる。」
「無事だったのは奇跡的。」
「無知で恐れを知らないとはああいうことを言うのだろうね。」
「もし事故が起きたら、アパートの住人にも責任が降りかかるだろう。それこそ悪夢。」
「安全装備なんてそんなに高いものでもないだろう。人の命はそんなに安いのか…。」

なお中国では今年1月にも、内モンゴル自治区のマンションの12階から窓の清掃員が転落死しており、墜落制止用器具を付けていなかったことから安全管理に怠慢があったとして監督者が起訴されていた。

ちなみに2019年には、メキシコのマンションのベランダでヨガをしていた23歳の女性が約25メートル下の舗道に転落した。女性は命を取り留めたものの、あまりにも無謀な行動に「よく生きていた」「命を大切にして欲しい」などのコメントが寄せられていた。



画像は『South China Morning Post 2022年12月19日付「‘Ignorant and fearless’: video of women cleaning 11th-floor windows with no safety harnesses shocks Chinese internet」(Photo: SCMP composite/handout)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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