6季ぶりのJ1に挑む新潟、“かつての時代”を知るDF舞行龍ジェームズと契約更新
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2022年12月28日 13:10 サッカーキング
アルビレックス新潟は28日、DF舞行龍ジェームズと2023シーズンの契約を更新したことを発表した。
舞行龍ジェームズは1988年9月17日生まれの現在34歳。ニュージーランドの出身で、2013年に日本国籍を取得している。成立学園高校を経て2008年に新潟でキャリアをスタート。2013年夏までは期限付き移籍を繰り返しており、日本国籍取得後の同年8月に新潟へと復帰した。直後から定位置の座を掴むと、2017年には川崎フロンターレに完全移籍にて加入。しかし、川崎Fに在籍した3シーズンは安定した出場機会を確保できず、2019年8月に完全移籍で新潟に復帰した。2020シーズンは明治安田生命J2リーグ全42試合中38試合に出場して1ゴールをマーク。翌2021シーズンも36試合のピッチに立ち、新潟の最終ラインを支えた。2022シーズンは明治安田生命J2リーグ27試合の出場で1得点を記録。新潟にとって6シーズンぶりのJ1復帰に貢献していた。
2023シーズンの契約更新に伴い、舞行龍ジェームズは新潟のクラブ公式HPを通してコメントを発表。明治安田生命J1リーグでの戦いに身を置く新シーズンに向けて意気込んだ。
「来シーズンに、新たなチーム、新しいアルビレックス新潟を皆さんに見せられることを楽しみに思っています。新潟にはJ1リーグでの戦いの経験がある選手は少なく、また自分自身としても久しぶりのJ1で戦いとなります。これまでに自分が経験したすべてを還元し、チームを引っ張っていく存在になる覚悟を決めています」
「来シーズンを戦うにあたり、簡単なことはひとつもありません。しかし、今シーズンまでにチームとして培ってきたものや、サポーターの皆さんがつくり上げてきた新潟の雰囲気をさらに磨いていけば、いい結果がついてくると思っています。一緒に戦いましょう。温かい応援をよろしくお願いいたします」
また、新潟は同日付で、舞行龍ジェームズに第三子(女の子)が誕生したことも報告。「このたび、第三子となる女の子が誕生しました。まずは、元気に産んでくれた妻に感謝しています。妻は出産のたびに感動を与えてくれますが、改めて女性の強さや素晴らしさを教えてもらいました。今日は、アルビレックス新潟で来季もプレーさせていただくお知らせもありましたが、家族のためにも力強く戦いたいと思います。娘の記憶に残る年齢までプレーヤーでありたいと強く思いましたし、そのためにより一層の努力を続けていきます。愛する家族への想いも胸に、来シーズンも一生懸命頑張ります」とコメントを残した。
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