チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズに再負傷の可能性が浮上している。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ再開初戦となる第17節が27日に行われ、チェルシーはホームでボーンマスと対戦。16分にカイ・ハフェルツのゴールで先制すると、24分にメイソン・マウントが追加点を挙げ、2−0で勝利。リーグ戦では10月16日の第11節アストン・ヴィラ戦(2−0)以来となる6試合ぶりの勝利を収めた。
ひざの負傷により、FIFAワールドカップカタール2022欠場を余儀なくされたR・ジェームズはこの試合に先発出場し、公式戦復帰を果たしたが、自ら交代を要求し、53分に途中交代となった。右ひざを装具で固定してスタジアムを後にしたことから、再発の疑いも浮上しており、状態は心配されている。
試合後、チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督はR・ジェームズの状態について聞かれると、「もちろん、同じような箇所なので心配している」と再発の可能性を示唆しながら、次のように続けた。
「次の24時間から48時間でどうなるかを見ていくしかない。動きの中で何かを感じたようだ。指を折って祈るしかない。彼は落ち込んでいたよ。それほど重傷ではないことを願っている」
「リースはワールドクラスな選手だ。外から見ていても感じるだろうが、どれほど優れているかは一緒に仕事をしないと理解できない。彼は信じられない選手だ。どのチームにも適応できるだろうから、どのチームも彼を欠くことは痛手になる」
なお、ポッター監督は公式戦の復帰戦でR・ジェームズを先発で起用したが、「今夜は90分間プレーしないプランで、60分や65分くらいまでの予定だった。私たちはそれほど悪くなく、彼が迅速に回復できることを願っている」とフル出場する予定ではなかったことも強調した。