米移籍の噂から一転…ブスケツ、バルサとの契約延長を検討? メッシの去就も影響か
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2022年12月28日 21:56 サッカーキング
バルセロナに所属する元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツは、同クラブとの新契約締結を検討しているようだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じた。
現在34歳のブスケツは、2008年9月のトップチームデビューからバルセロナ一筋でプレー。歴代3位の公式戦通算696試合に出場している。スペイン代表でも歴代3位の143キャップを数えたが、FIFAワールドカップカタール2022終了後に代表引退を発表した。
バルセロナとの現行契約は2023年6月末までとなっており、ブスケツは契約満了後のMLS(メジャーリーグ・サッカー)移籍が噂されていた。しかし、2つの理由から現在は将来を考え直し、バルセロナとの契約延長を検討しているという。
バルセロナは現在、危機的な経済状況下に置かれている。望み通りの補強を行うことは難しく、ブスケツの後釜を探す余裕もない。そのため、シャビ監督がブスケツに残留を直談判している模様だ。両者は強い絆で結ばれており、ブスケツの去就にシャビ監督の存在が与える影響は少なくない。
また、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就もブスケツの将来に影響を与えるようだ。バルセロナの元エースはパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎える来年夏にインテル・マイアミへ移籍する可能性が報じられていたが、現在はPSGとの契約延長に近づいている。ブスケツは「レオがいないのであれば、アメリカへ行くことにあまり乗り気ではない」模様で、自身のMLS行きも延期することを望んでいるという。
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