チェルシー、カタールW杯の最優秀若手を獲得へ…約169億円の契約解除金を支払いか
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2022年12月28日 22:57 サッカーキング
チェルシーは、ベンフィカに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの獲得に動いているようだ。28日、イギリス紙『デイリー・メール』がポルトガル紙『レコルド』を引用して報じた。
現在21歳のE・フェルナンデスは、2022年7月に移籍金1200万ユーロ(約17億円)でリーベル・プレートからベンフィカに完全移籍。今季はここまで公式戦24試合に出場し、3ゴール5アシストを記録している。FIFAワールドカップカタール2022のアルゼンチン代表メンバーに選ばれると、全7試合に出場して優勝に貢献。大会の最優秀若手選手に選ばれた。
E・フェルナンデスの獲得には多くのクラブが名乗りを上げており、レアル・マドリードやリヴァプール、ニューカッスルなどからの関心も噂されている。ただ、ベンフィカのマヌエル・ルイ・コスタ会長は、1月の移籍市場で交渉に応じない姿勢を示しており、E・フェルナンデスの慰留に努めているようだ。
そんななか、チェルシーは他クラブとの競合を避けるべく、E・フェルナンデスの契約に設定されている契約解除条項を発動しようとしている模様。その金額は1億500万ポンド(約169億円)だと報じられている。
チェルシーは今夏からクラブを率いるトッド・ベーリー新会長のもと、積極的に若返りを進めている。今夏の移籍市場では、U−19イングランド代表MFカーニー・チュクエメカ、U−19イタリア代表MFチェーザレ・カサディ、アメリカ代表GKガブリエル・スロニナ、U−19イングランド代表MFオマリ・ハッチンソンなど10代の選手を多く獲得。1月の移籍市場では、モルデに所属するコートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナやヴァスコ・ダ・ガマに所属するU−20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスの獲得も噂されている。
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