ヴィッセル神戸は29日、東京ヴェルディからMF井出遥也が完全移籍加入することを発表した。
1994年3月25日生まれの井出は現在28歳。ジェフユナイテッド千葉の育成組織出身で、2012年にトップチーム昇格を果たした。その後、ガンバ大阪とモンテディオ山形を経て、2020年に東京ヴェルディに加入。初年度から明治安田生命J2リーグ35試合に出場する活躍を見せていたものの、2021年以降は度重なる負傷に悩まれ、今シーズンは同リーグ7試合の出場にとどまっていた。
まず井出は東京ヴェルディ退団に際し、クラブ公式サイトで感謝の思いを残している。
「東京ヴェルディに関わるみなさん、3年間、一緒に戦えたことを本当に感謝しています! 去年の大きな怪我から復帰してからも離脱が多く、チームに貢献出来なかったことを悔しく思いますし、申し訳ない気持ちです。ただ、スタッフのみなさん、そして最高のチームメイト、ヴェルディを愛するファン・サポーターみんなと一緒に戦えたことは自分にとって最高の時間でした。来シーズン、自分を必要としてくれたチームで戦うことを決めました! 自分を信じてくれてる人たちのためにも活躍する姿を見せられるように頑張ってきます。違うチームにはなりますが、東京ヴェルディのJ1昇格を心から願っています。ありがとうございました!!」
また井出はヴィッセル神戸加入に際し、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「東京ヴェルディから加入する事になりました井出遥也です。ヴィッセル神戸に加入出来ることを本当に嬉しく思いますし、自分を必要としてくれた事に感謝しています。全てをかけてヴィッセル神戸の為に闘います。宜しくお願いします」