ヤクルト・清水の抑え構想に真中氏は懸念「新しい外国人投手が入ったほうが…」

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2022年12月29日 20:32  ベースボールキング

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ヤクルトの清水昇投手(右)と高津臣吾監督(左)
◆ マクガフ退団でクローザーが空位に

 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球界を振り返り、3年連続50試合登板を果たしたヤクルト・清水昇投手に言及した。

 プロ4年目の清水は、今季も勝利の方程式の一人として50試合に登板し防御率1.16、28ホールドをマーク。怪我やコロナ感染による戦線離脱もあったが、3年連続となる50試合以上登板でチームの連覇を支えた。

 斎藤雅樹氏は「リリーフで何年も活躍を続けるのは大変なこと。3年目の今年は真っすぐで押すというよりも、変化球を交えながら丁寧に投げている印象があった」と振り返った。

 大矢明彦氏も同様に「ピッチングが丁寧になりましたよね。落とすボールを投げたいときにはちょっと間を空けたり、自分でどこのコースにそういうボールを投げるのか意識して投げていた良さがあった」と活躍の要因を分析した。

 チームは守護神を務めていたスコット・マクガフが今季限りで退団したことを受け、抑えのポジションが不透明に。来季は清水が守護神を担う構想も考えられるが、真中満氏は清水の働きぶりを評価しつつも、「9回になったらいろんなストレスもあるし、9回には新しい外国人投手が入ったほうが良いなと僕は思う」と、清水の抑え起用には懸念を示した。

 ヤクルトは今オフ、メジャー通算59ホールド28セーブの実績を持つキオーニ・ケラ投手を獲得した。リリーフ候補の新助っ人はマクガフが抜けた穴を埋めることができるのか。来季の行方を左右する注目ポイントとなりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


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