かつてリヴァプールの18番を背負って活躍したカイト氏 [写真]=Getty Images かつてリヴァプールで活躍した元オランダ代表FWディルク・カイト氏が、同クラブへの完全移籍加入が決まった同代表FWコーディ・ガクポに対してメッセージを発信した。
ガクポは今季ここまでプレーしていたPSVで公式戦24試合出場13ゴール17アシストを記録し、オランダ代表として出場したFIFAワールドカップカタール2022では3試合連続ゴールを決めるなど、スターへの階段を駆け上がっている。数々のビッグクラブからの関心が報じられた中、新天地はリヴァプールに決定。イギリスメディア『BBC』によると、契約期間は2028年夏までとなっており、移籍金は4000万ユーロ(約57億円)から5000万ユーロ(約71億円)程度となるようだ。背番号は「18」と発表されている。
ガクポの移籍を受けて、オランダ代表、そしてリヴァプールの“先輩”であるカイト氏が反応した。カイト氏は2006年夏にフェイエノールトからの完全移籍でリヴァプールに加入。最前線やウイングでプレーし、豊富な運動量を武器に中心選手として活躍を続けた。リヴァプールには2011−12シーズン終了時まで在籍し、公式戦通算で285試合に出場。71ゴール43アシストを記録していた。
カイト氏は自身の公式Twitter(@Kuyt)を通じて「コーディ・ガクポ、リヴァプールへようこそ!」と歓迎のメッセージを発した。自身がかつて着用していた18番がガクポに渡ることにも触れ、「この番号は私にたくさんの魔法を与えてくれた。そして、君にも同じ魔法を与えてくれることを願っているよ。おめでとう、幸運を祈っている」とコメントした。
カイト氏からの歓迎を受けたガクポはリヴァプールでメディカルチェックを受診後、労働許可証の取得を経て、来年1月の冬の移籍市場開幕とともに正式にクラブの一員となる予定だ。
【投稿】18番の“先輩”がメッセージ
Cody Gakpo, welcome to @LFC. This number has brought me lots of magic, and I hope it will bring you the same kinda magic too. Congratulations and good luck. #LFC #LiverpoolFC pic.twitter.com/GwzF42Izbm— Dirk Kuyt (@Kuyt) December 29, 2022