移籍の可能性を否定せず? ベンフィカ指揮官「これがエンソの最後の試合になるかは…」
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2022年12月31日 12:34 サッカーキング
チェルシーが獲得を狙うアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの去就について、所属するベンフィカのロガー・シュミット監督がコメントした。30日、移籍市場に詳しい記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『Twitter』で報じている。
FIFAワールドカップカタール2022で母国の優勝に貢献し、大会の最優秀若手選手にも選ばれその名を世界に知らしめたE・フェルナンデス。今夏ベンフィカに加わった逸材には、すでにリヴァプールやマンチェスター・Uなどのビッグクラブが関心を示しているが、現在獲得に向けた具体的な交渉を進めているのはチェルシーのようだ。プレミアリーグでの挑戦を望む選手側は、チェルシー行きにも前向きな模様で、ベンフィカとのクラブ間の交渉が移籍実現への焦点になるという。
そんななか、W杯を終えてベンフィカに合流したE・フェルナンデスは、30日のブラガ戦にさっそく先発出場。シュミット監督は試合後、大きな注目を集める21歳の退団の可能性を否定せず、このような言葉を口にした。
「これがエンソの最後の試合になるのかは分からない。彼はファンタスティックな選手だ」
「フットボールでは時に何かが起こり、選手は決断しなければいけない。これからの数週間で、何が起きるのか見てみよう」
なお、ベンフィカは29日、公式HPを通じて「今シーズンが終わるまで、エンソ・フェルナンデスにはこのクラブに残ってもらう意向です」との声明を発表し、今冬の移籍を否定していた。しかしロマーノ氏によれば、「ベンフィカは今後数日のうちに決断を下す」とされており、注目の逸材が今冬にステップアップを果たすこととなるのか注目が集まる。
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