去就注目のイスコ、1月にイタリア上陸の可能性?…サレルニターナが獲得に向け交渉中か

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2022年12月31日 14:35  サッカーキング

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サッカーキング

去就に注目が集まっているイスコ(画像は今年8月)[写真]=Getty Images
 契約解除によりセビージャを退団した元スペイン代表MFイスコに、イタリア行きの可能性が浮上しているようだ。30日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在30歳のイスコは今年6月末、9シーズンに渡って在籍したレアル・マドリードを契約満了で退団。去就に注目が集まる中、スペイン代表時代に寵愛を受けたフレン・ロペテギ前監督の誘いを受け、8月にセビージャと2年契約を締結した。

 しかし、開幕から不振に陥り、ラ・リーガ残留争いに巻き込まれたセビージャにおいて、イスコは本来の輝きを見せることができず。今年10月にロペテギ前監督が解任されると、ホルヘ・サンパオリ現監督と良好な関係を築くことができず、モンチSD(スポーツ・ディレクター)との対立も表面化していった。そして今月21日、双方合意の上での契約解除が発表。イスコはフリーで新天地を探すこととなった。

 ”恩師”ロペテギが新監督に就任したウルヴァーハンプトン(ウルブス)や、メジャーリーグ・サッカー(MLS)からの関心が伝えられているイスコだが、イタリアでキャリアの再スタートを切る可能性も浮上しているようだ。今回の報道によると、セリエAの複数クラブがイスコの代理人と接触し、1月に開幕する冬の移籍市場に向けて交渉を行なっているという。その中でもサレルニターナが同選手に対してとりわけ強い関心を示しているようだ。

 今シーズンのセリエAでここまで4勝5分6敗・勝ち点「17」で12位につけているサレルニターナは、今月23日にメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアを獲得。シーズン後半戦の戦いに向けてさらなる戦力強化を望んでいると伝えられている。クラブは中盤に新戦力を迎えることを希望しており、確かな実力と豊富な経験を兼ね備えるイスコの動向を注視。今後も交渉を継続していくものと見られている。

 果たしてイスコはセリエAに新天地を求めることになるのだろうか。
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