チェルシー加入が迫るモナコDFバジアシーレ、メディカルチェックへ

　チェルシーへの加入に近づいているモナコに所属するフランス代表DFブノワ・バジアシーレがメディカルチェックを受けるようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　守備陣に負傷者が相次いでいるチェルシーはバジアシーレ獲得に動いていることが明らかになっており、モナコとは3800万ユーロ（約53億円）でクラブ間合意。さらに同選手とも6年半契約を締結することで合意していることが報じられている。

　今回の報道によると、バジアシーレは契約完了に向けてメディカルチェックを受けるために現在はロンドンに滞在している模様で、チェルシーへの加入は時間の問題になっているようだ。

　バジアシーレは2001年3月26日生まれの左利きセンターバック。身長194センチメートルの大柄な体躯を誇り、足元の技術やスピードにも定評がある。モナコの下部組織で育ち、2018年11月に17歳でトップチームデビュー。すぐにレギュラーの座を掴み取り、これまで公式戦通算135試合に出場している。その活躍が評価され、今年9月にはフランスのA代表に初招集。UEFAネーションズリーグの2試合でフル出場を果たしている。

　なお、チェルシーはすでに今冬、コートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナの獲得でモルデ（ノルウェー1部）と合意したことを発表。さらに、ヴァスコ・ダ・ガマのU−20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスの獲得にも近づいているほか、ベンフィカに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの獲得も狙っていることが明らかになっており、昨夏の移籍市場に続き、今冬も積極補強に動いていることが明らかになっている。