レッドソックスが主砲デバースと契約延長へ　球団史上最高の11年437億円で合意

◆ 延長期間は2024年シーズンから34年までの11年間

　吉田正尚選手が加入したレッドソックスは4日（日本時間5日）、主砲のラファエル・デバース内野手（26）と11年総額3億3100万ドル（約437億円）で契約延長する見込みだと、MLB公式サイトなどが伝えた。

　デバースは前日に球団との年俸調停を回避し、今季の年俸1750万ドル（約22億円）で合意したばかり。今回伝えられた大型契約の期間は、2024年シーズンから34年までの11年間で球団史上最高額、MLB史上でも6番目の高額契約になるという。

　レッドソックスは先月、チームの顔だったFAサンダー・ボガーツ内野手が11年2億8000万ドルの契約でパドレスに移籍。同じくスター選手であるデバースの流出を避けるため、長期契約を探っていた。

　デバースは今季141試合に出場し、打率.295、27本塁打、88打点、OPS.879をマーク。メジャー通算6年で689試合に出場し、打率.283、139本塁打、455打点、OPS.854という成績を残している。