21年前に紛失したダイヤモンドの婚約指輪、トイレの便器で発見される(米)

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2023年01月05日 21:11  Techinsight Japan

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21年ぶりに見つかった婚約指輪に驚いた夫妻(画像は『New York Post 2022年12月28日付「Couple find lost diamond engagement ring ― in their toilet ― after 21 years」(WFLA)』のスクリーンショット)
21年前に紛失したダイヤモンドの指輪が、実家のトイレから見つかったというニュースがアメリカから届いた。それは婚約指輪として夫から妻に贈られたもので、紛失当時の夫妻は必死に捜したものの見つかることはなかった。しかし昨年11月、トイレを交換するための工事を依頼したところ、配管工の男性により便器に詰まっていた指輪が発見された。『NDTV』『New York Post』などが伝えている。

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米フロリダ州レイクランド在住のニック・デイさん(Nick Day)は21年前、妻のシャイナさん(Shaina)にプロポーズした際、ダイヤモンドの指輪を贈った。

しかしそれから間もなくして、シャイナさんはその婚約指輪を紛失してしまったという。ニックさんは当時の状況をこのように語った。

「ある日、シャイナが私のところに来て、指輪を失くしてしまったようだと言ったんです。カウンターの上に置いたけど見当たらず、うっかりトイレに流してしまったかもしれないと言っていました。」

その後、2人は必死で指輪を捜したが見つからず、シャイナさんは「浄化槽(汚水処理タンク)の中に降りて、中の水を1滴も残さずポンプで汲み上げて、ストレーナー(固形物を取り除くために使用するザルなどの網状の器具)に通して、何としてでも見つけ出そうとしました。しかし残念なことに指輪が見つかることはありませんでした」と振り返っている。

それから20年以上が経った2022年11月、ニックさんの母親レニーさん(Renee)がバスルームのリフォームの際にトイレを新しいものに交換しようと思い、工事を依頼した。すると配管工の男性が便器に詰まっていた指輪を発見したという。

レニーさんはその時の様子について「作業を行っていた配管工が指輪を見つけて、『これはシャイナさんのものですか?』と尋ねてきました。よく見てみると確かに彼女のものだったので『ええ、そうです!』と答えたんです」と明かしている。

レニーさんは指輪を徹底的に掃除した後、クリスマスプレゼントとして小さなトイレのおもちゃに指輪を乗せて、ニックさん夫妻に贈ることにしたそうだ。


そして迎えたクリスマス当日の夜、それを受け取ったシャイナさんはその心境をこう振り返っている。

「感激のあまりひどく泣いてしまいました。『なんということなの…これは間違いなく私の指輪だわ! 指輪が見つかったのよ!』と涙を拭うたびにマスカラがそこらじゅうに飛び散っていました。」

一方のニックさんは「小さなクリスマスの袋に包まれていたプレゼントを開けた時、私たちはそれが何であるかすぐに分かりました。物を失くした時にはトイレを確認すべきですね」と述べた。

21年ぶりに指輪が手元に戻ってきた夫妻は今後、これを新しいジュエリーとしてリフォームするか、あるいはそのままの状態でこのストーリーとともに後世に受け継ぐことを考えているという。

画像は『New York Post 2022年12月28日付「Couple find lost diamond engagement ring ― in their toilet ― after 21 years」(WFLA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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  • 21年間 結婚生活が続いたからこそ 一緒に住み続けたからこそ 見つかった贈り物。
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