頭から角が生えた60歳女性、精神的、肉体的苦痛を訴え助けを求める(印)

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2023年01月07日 05:11  Techinsight Japan

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頭から角のようなものがいくつか生えてきたという女性(画像は『WalesOnline 2023年1月1日付「Woman surprises doctors after growing ‘horns’ on her head」』のスクリーンショット)
インド中部の小さな村に住む60歳のある女性はここ3年間、身体的にも精神的にも苦痛を強いられている。女性の頭部には今から3年前、角のようなものが生え始めたそうで、診断がつかず病院を転々としてきたという。『The New Indian』などが伝えた。

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印ディヤプラデーシュ州パンナ地区のマクリ(Makri)という村に住むミミヤ・バイ・コーリさん(Mimiya Bai Kori、60)は3年前、頭に“角”のようなものがいくつか生え始めた。その“角”は時間とともにゆっくりと成長してきたそうで、ミミヤさんは「頭部の痛みは耐え難いものがある」と明かし次のように語った。

「実は他の人に病気のことを言っても信じてもらえなくてね。実際に患部を見るとみんな驚くんだよ。まあ、私の痛みや苦しみが分かる人なんていないだろうね。」

「それでここ3年は気持ちが酷く落ち込んでしまってね。現状を訴えても誰も話を聞いてくれないんだ。私がこんなに痛みで苦しんでいるのにね。」

「治療のためにこれまで何人かの医師に診てもらった。でも問題は解決していない。彼らはこの奇妙な病気のことを『理解に苦しむ』と言うばかりだよ。」

なおアビシェーク・ジェイン医師(Dr.Abhishek Jain)は「角というのは身体のどこからでも発生するもの。治療は可能で、手術で切除ができる」と語っているが、ミミヤさんの場合は角が頭部から生えているため地元や小さな病院では治療ができないという。さらに家族や親戚は「医師からは都市部のトップクラスの専門医に診てもらうように言われている。でも経済的にとてもそんな余裕はない」と明かしており、動揺を隠せないでいる。

しかし藁にもすがる思いのミミヤさんは現在、大病院での治療を心待ちにし、インド政府に手術代の支援を打診しているそうで、「神様がこの病気を治し、現状ではどうすることもできない痛みがなくなるよう願っている」と述べている。

ちなみにミミヤさんのケースは円錐形の角のような盛り上がりが皮膚に発生し、そのほとんどが良性であると言われる“皮角”である可能性もある。過去には、台湾の91歳のおばあちゃんの右腕に生えた長さ約7センチ、幅4センチの皮角や、インドの男性の頭に生えた約10センチの皮角が注目されていた。ただミミヤさんの場合、頭部の痛みが酷く複数の角があることから、設備が整った病院での早急な検査が必要と言えるだろう。

画像は『WalesOnline 2023年1月1日付「Woman surprises doctors after growing ‘horns’ on her head」』『The New Indian 2022年12月29日付「Horns out of head: MP woman suffers from rare disease, doctors clueless」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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