【AFF三菱電機カップ2022】準決勝1stレグ、ベトナムvsインドネシアはドロー決着

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2023年01月07日 17:04  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=Getty Images
 東南アジアの王座を争うAFF三菱電機カップは、6日に準決勝1stレグの試合がジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われた。スタジアムには5万人のインドネシア代表サポーターが詰めかけ、王座奪還を目指すベトナム代表にとっては完全アウェイの環境に。物々しい警備体制が敷かれた中でのキックオフとなった。

 この試合は、ベトナム代表パク・ハンソ監督とインドネシア代表シン・テヨン監督による韓国人指揮官同士の対決でもあった。試合前から両指揮官は舌戦を繰り広げ、シン監督はここまで無失点のベトナムゴールをこじ開ける自信をのぞかせていた。

 実際、前半はインドネシアのカウンターがさえわたり、両サイドやディフェンスラインの裏のスペースを突かれたベトナムは、何度もあわやというシーンを迎えた。しかし、この日もGKダン・バン・ラム(元セレッソ大阪)がファインセーブを連発し、ベトナムは何とか無失点で前半を切り抜ける。

 後半もインドネシアは引き続き縦に速いサッカーでベトナムゴールに迫ったが、前半と比べると、やや勢いに陰りが見えた。一方のベトナムは選手交代で打開を図るも、なかなかアタッキングサードまでボールを運べず、こちらも攻撃陣が沈黙。試合はこのままスコアレスドローに終わった。

 準決勝2ndレグは9日、ハノイ市ミーディン国立競技場で開催される。ベトナムにはホームの利点があるが、アウェイゴール差での敗退も懸念されるため、慎重に戦う必要がある。

文=宇佐美淳
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