アーセナル、ライス獲得にチャンスあり? 本命はチェルシーもCL出場権次第では…

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2023年01月07日 19:04  サッカーキング

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ライス獲得にアーセナルもチャンスあり? [写真]=Getty Images
 アーセナルに、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス獲得のチャンスが巡るかもしれない。6日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。

 同メディアによると、ウェストハムは現行契約が2024年6月末までとなっているライスに、延長オファーを提示。しかし、幾度となくライスに拒絶されたことで、高い移籍金が得られる最後のチャンスとなる2023年夏での放出を覚悟しているとのこと。想定される移籍金は、7000万〜7500万(約112〜120億円)ほどとなり、1億500万ポンド(約168億円)と言われていた2022年夏より3000万ポンド(約48億円)も安く獲得出来る可能性も伝えられている。

 そして、ライスも新しい挑戦の準備が出来ており、チャンピオンズリーグ(CL)の出場を強く希望。ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルについてもポジティブなコメントなコメントも残している。加えて、ロンドンに留まりたい旨も明らかにしており、この点では例えばマンチェスター・Uよりもアーセナルやチェルシーへの移籍の可能性が高くなると報じられている。イギリス紙『デイリー・メール』からも、アルテタ監督がライス獲得にゴーサインを出したと報道されるなど、獲得のチャンスはゼロでは無さそうだ。

 ただし、チェルシーはライスが若い頃、下部組織でプレーしたクラブであり、親友のイングランド代表MFメイソン・マウントの存在もある。CL出場権を獲得出来なくとも、若い選手を中心とした野心的なプロジェクトに心惹かれる可能性があると、『コートオフサイド』は伝えた。それでも、CLはクラブの予算に影響を与え、複数人の大物獲得が叶わなくなる可能性についても同時に言及している。

 来週14日に、24歳の誕生日を迎えるライスは、2017年にウェストハムのトップチームへと昇格。これまでのキャリアで、プレミアリーグでは全185試合に出場している。今季も18試合に全てフル出場するなど、安定した活躍を見せている。また、代表キャリアではユース年代で、ルーツを持つアイルランド代表を選択していたものの、同代表で3キャップを刻んだ後に、イングランド代表へ鞍替え。FIFAワールドカップカタール2022では全5試合に先発。また、EURO2020でも7試合全てにスタメン出場するなど、イングランド代表に欠かせぬ“心臓”として、ワールドクラスの活躍ぶりを披露している。

 獲得となれば、向こう10年は安定したレギュラーを任せられると言って差し支えない存在ライス。手に入れるクラブは果たして?
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