DeNA・三浦監督、新人10選手に考えることの重要性を説く「工夫してどれだけ自分のものにしていくか」

　DeNAの新人合同自主トレが8日、神奈川県横須賀市内のDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAでスタートした。

　視察に訪れた三浦監督は、育成を含む新人10選手に訓示。三浦監督は「入団発表の時にも話をしているけれども、今の気持ち、入団発表の時の気持ち、今日グラウンドで動き始めた時の気持ち、キャンプインしてユニホームを着て動き始めた時の気持ち。今年1年全てがみんなにとって初めての体験だと思うけど、感じたこと、どういう気持ちで横須賀にグラウンドに来たか、どういう気持ちでユニホームに袖を通したか、今年1年どういう気持ちでグラウンドで立っていたか忘れないでほしい」と新人10選手に伝えた。

　さらに、三浦監督は「絶対に何年かしたら自分達の役に立つし、順風満帆に右肩上がりでプロ野球生活を送っていく選手はほとんどいない。何かしら壁にぶつかるし、ぶつかったときに今年1年のこの気持ちを忘れなければ自分達の助けになる」と続けた。

　「言われたことをやるのはまず大事、それをやっているだけで一軍行けるか、この世界で成功できるかと言ったら絶対にそうじゃないと思う、教えてもらったことを理解して自分達で工夫してどれだけ自分のものにしていくか」とプロ野球界を生き抜くために、考えることの重要性を説いた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）