右WBを強化したいコンテ・スパーズ…スポルティングのポロを狙うも56億円の契約解除金満額支払い以外は拒否される見込みに
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2023年01月10日 19:04 サッカーキング
トッテナムは、スポルティングのスペイン代表DFペドロ・ポロ獲得に動いているようだ。9日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
同紙によると、チームを率いるアントニオ・コンテ監督は、この冬の移籍市場で右ウィングバックの強化を熱望。その中でポロをターゲットにしているものの、交渉は一筋縄ではいかないようだ。
ポロとスポルティングの現行契約は2025年6月30日まで。この契約には、4000万ポンド(約56億円)の契約解除条項が含まれているとされている。ただ、スポルティング側もチームの主軸としてプレーするポロをおいそれと放出する訳にはいかず、この契約解除条項を満額支払わなければ、放出は断固拒否の姿勢を見せていると伝えられている。
加えて、スポルティングは2022年夏にポルトガル代表MFのマテウス・ヌネスとジョアン・パリーニャを放出。ヌネスは4500万+ボーナス500万ユーロ(最大約70億円)、パリーニャは2000万+200万ユーロ(最大約31億円)の移籍金を得ていることから、金銭が必要な状況ではないことも、放出に断固拒否の姿勢を後押しする材料となっている。
現在23歳のポロは、2019年の夏、マンチェスター・Cに青田買いされ、すぐにバジャドリーへとローン移籍。2020−21シーズンから2年間スポルティングにローン移籍した後、2022年夏に完全移籍を果たした。今季のポルトガル国内リーグでは、12試合に出場している。
ポルトガルの地で成長を遂げたポロ。トッテナム移籍となれば、即戦力としてイングランド帰還となるが果たして。
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