今冬のアトレティコ退団が噂されていたJ・フェリックス。今季不調のチェルシーは、アーセナルやマンチェスター・Uとの争奪戦に勝利し、今季終了までの期限付き移籍で口頭合意に達したものと見られている。なお、契約に買い取りオプションは付帯せず、チェルシーは移籍金1100万ユーロ（約16億円）と移籍期間中の給与を支払うこととなるようだ。
J・フェリックスと家族、代理人は10日にロンドン入りし、移籍の完了に向けて現在メディカルチェックと契約へのサインを行っている模様。問題なく進めば、正式発表もまもなく行われるものと考えられる。23歳のポルトガル人アタッカーは、今季プレミアリーグの17試合でわずか20得点と奮わないチェルシー攻撃陣の起爆剤としての働きが期待される。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、J・フェリックスの加入は、すでに来夏の加入が決まっているというフランス代表FWクリストファー・エンクンクの移籍に影響しない模様。ライプツィヒで活躍する25歳のアタッカーは、予定通り7月に“ブルーズ”の一員となる見込みだ。また、チェルシーはJ・フェリックス獲得後も、引き続きフランス代表FWマルクス・テュラムら他のアタッカーの獲得を狙うされている。
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