フランクフルトSDが鎌田大地らの去就に言及「最終的に決断を下すのは選手自身」

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2023年01月11日 15:15  サッカーキング

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日本代表MF鎌田大地 [写真]=Getty Images
 フランクフルトのスポーツディレクターを務めるマルクス・クレーシェ氏が、去就に注目が集まっている選手たちについて言及した。11日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 連日、去就についての報道がされているドイツ代表GKケヴィン・トラップについては、来季契約最終年を迎える同選手との交渉には依然進展がなく、引退後の展望についても打診しているが、金銭面での折り合いがついていないと報じられている。

 一方でクレーシェ氏は、「決して焦りなどないし、基本的なスタンスとしては両者ともに長期的に一緒に仕事をしていこうということにあるよ」と余裕を見せている。

 同紙では、2023年の6月で同クラブとの契約が満了になる日本代表MF鎌田大地の去就についても触れており、現状では鎌田が残留する可能性は低く、契約延長の申し出にも応じていないことが伝えられている。

 しかし、クレーシェ氏は「我々としては選手に対しても我々が抱くプラン、意図、役割や方向性について示している。私自身は落ち着き払っているよ」と強調した。

 続けて、「ときにフリーでの退団もサッカーでは避けられないものであり、それによって将来が揺るがされるようなことはない。当然ながら彼らにはぜひ残留してもらって、このまま一緒にこの道を歩み続けて欲しいと願っている。だが最終的に決断を下すのはあくまで選手自身。我々は他の選手たちにとって非常に興味深いクラブであり、若い選手を早期にレベルアップに導いてきたし、ファンやクラブとしてのあり方もまた市場でポジティブに受け止められている理由だ。だからもっともっと上を目指していく」と述べている。
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